猫の人気はまだまだありますか?
私の家族は猫派で、実家で父が猫を2匹飼っていて大好きです。
猫は頻繁にお風呂に入れません。が、脱走したときはお風呂行きです。
なにやらお風呂場から変な声が・・・?
今回は嫌がるお風呂を簡単にできる入れ方を紹介します。
【猫がお風呂を嫌いな理由とは?】
最初に猫がお風呂を嫌がる理由から紹介します。
中にはお風呂が好きな猫もいます。
わたしの実家のオス猫はお風呂が好きですが、元々水が平気な猫と嫌いな猫といます。
幼少期の初めてのお風呂で印象が決まると父がいっていましたが、元々決まっています。
なぜ猫が水を嫌うか、有名は理由が2説あります。
まず1つは、猫の起源にあります。
猫の出身が北アフリカのリビア地方といわれ、そこは砂漠が広がる乾燥地帯です。
そのため水がほとんどなく、昼夜の温度差が激しいので水に濡れたままでいると死んでしまう恐れがあったのです。
その記憶が遺伝子に残って濡れることが嫌いといわれています。
もう一つが、猫の体温が平均38度と実はこんなに高いのです。
抱っこしていると、冬場は湯たんぽ代わりをしてくれますね。
そのため、濡れることで体温が下がることが命の危険に繋がるので嫌がります。
理由がわかると、お風呂に入れる注意点が見えてきますね。
【猫にお風呂が必要な理由とは?】
本当は猫にお風呂は、本当は必要ありません。
お風呂が必要ない理由はいくつかあります。
・水が嫌いな猫をお風呂に入れると過度のストレスを感じる
・自分でグルーミングして、毛並みをきれいにしている
・砂遊びで寄生虫を取り除けている
・適度なブラッシングで清潔にできている
ので、猫も意外ときれいなのです。
ストレスになるので、本当はお風呂に入れない方がいいのですが、必要になることもあります。
・室内猫が外に脱走したとき
・長毛猫の毛並みの汚れが目立つとき
・肛門周りなど、臭いが気になるとき
・ノミが見つかったとき
猫の過度のシャンプーはストレスで早死にさせます。
必要なときにだけ、その子に合わせたベストなお風呂の回数でおさえてあげてください。
長毛・短毛合わせてのお風呂の平均は、多くて年2~3回です。
よかったら目安にしてください。
【初心者でも上手に入れることが出来るコツは?】
入れ方をレエクチャーする前に、初めての人でも簡単に出来るコツと注意点を確認しましょう。
まずは注意するところです。
猫はほとんどが水を嫌がります。
なので、乾かすまでの時間を合わせて15分までに終わらせます。
ストレスを与えないように、素早く終わらせます。
嫌がるときは無理にお風呂に入れないで、洗い用の販売しているシャンプータオル、シャンプーを含ませたタオルで拭くなど対応しましょう。
次にコツですが、素早く行うために下準備をします。
*お風呂の準備*
□猫が入る大きさの洗面器にぬるま湯をはっておく
高い温度は火傷するので、温度の目安は34℃~36℃までにしましょう。
父はお風呂の残り湯を使っています。
猫が好きなボールを浮かしてあげると、興味を持って入ってくれます
□あらかじめシャワーを出しておく
□バスマットの近くにバスタオルを準備
猫がすっぽりと包まれるぐらいの大きいタオルを用意します。
しっかり乾かしたいので、2枚は用意したいですね。
□仕上げにドライヤーを使うのでドライヤーの準備もします
次に、猫も入る前の準備をします。
絶対やってほしいのはこの2つです。
□爪を切る
嫌がるときに引っかかれる心配があります。
爪は人間用のものでも切れますが、深く切りやすいので血管を切らないように注意してください
□ブラッシングをする
必ずブラッシングをします。
お風呂に入れられるのを感づいて逃げることもあるので、お風呂場でブッラッシンングをするのがおすすめです。
可能なら、これも下準備におすすめです。
□猫の耳にコットンを入れてあげる
水が嫌いなので、お風呂の時も顔を洗うことができません。
耳掃除をして耳にコットンをしてあげると、恐怖心も少し違ってくるので、よかったらしてあげてください。
ここがコツと注意点の確認になります。
将来的な注意ですが、年を重ねると若いときみたいにお風呂に入れることができません。
体力もそうですが、風邪を引きやすくなるので冬場をさけてお風呂に入れてください。
【ついに猫ちゃんのお風呂デビュー!】
次はお風呂の手順を紹介します。
その前に、シャンプーの話をしますね。
※人間と同じものは絶対使ってはいけません。
人間と同じものは、皮脂を落とす力が強すぎて猫にも強い刺激を与えます。
猫用のシャンプーもそんなに高くないし、回数も少ないので減りません。
長毛な猫でも持ちがいいので大丈夫ですよ。
猫専用が売ってないときは、裏面を読んで犬猫兼用か心配でしたら店員に聞くと教えてくれます。
では、お風呂の手順を確認しましょう。
①下準備を終えたらついにお風呂です
②まずは猫用のバスタブ・ぬるま湯につけます
猫は両脇を持つとおとなしくなります。
足からお湯につけて、顔以外をぬらします。
③顔を除いて、体を前から後ろに洗います。
シャンプーは液体のまま体に塗布すると泡立ち悪いので、少し水を含めてから、前から後ろに洗っていきます。
ノミがいたときに、洗えない顔に逃げられると困るので、前から洗います。
※洗いのコツ
・すすぎを楽にするために、使うシャンプーの量は少なめにします
・汚れが浮いてきたらすすいで大丈夫です
・あまり時間をかけずに洗いましょう
④足や指の間、肛門周辺も洗います
オスはスタットデイル(尾腺炎)という病気の原因になるので、手早く洗って早くすすぎます。
⑤顔はシャンプーを使わずお湯だけで軽く洗います
⑥シャワーで流します
シャワーで流す方が早くて効率が良いです。
直接かけるとびっくりするので、手を使ってかけたり泡を洗い流してあげましょう。
シャンプーが残っていると、毛を舐めたときに口に入れてしまうのですすぎは念入りに素早く行います。
⑦あがったら、猫をすっぽり包んでタオルドライ
ドライヤーを嫌がる猫もいるし、早く乾かすためにタオルドライをしっかり行います。
耳や指の間や足を忘れずに拭きましょう
⑧ドライヤーで乾かします
ドライヤーは30cm以上離して当てるか、手で直接当たらないように気を付けて乾かしてあげましょう。
1カ所に当たらないようにドライヤーを振ってあげると熱さを感じにくいです。
ドライヤーを嫌がる子は、電気ストーブや日向ぼっこで乾かせるので対応してあげてください。
実家の2匹はおのおの、こたつや電気ストーブの前で乾かしています。
毛がしょぼんとして、ぶるぶる震えてる猫を見ると可哀想になります。
水が怖いのは体温を奪われることが理由にあるので、早くお風呂をすませて早く乾かしてあげたいですね。
あとは、必要なときだけお風呂に入れてあげることを大切にしましょう。
【まとめ】
初めての人は怖いと思いますが、下準備とお風呂の準備が出来ていればスムーズに終わらすことができます。
洗いも汚れが浮けばOKなので、すすぎだけ注意しましょう。
様子を見て、大丈夫そうな時を選ぶのもいいかもしれません。
猫と連携プレーで苦手なお風呂を頑張りましょう!