赤ちゃんの帽子はいつから必要?買う時期と選び方のポイント

帽子

赤ちゃん用の帽子、とっても小さくて可愛らしいので、出産準備やお祝いで買おうと思っている方もいらっしゃるかと思います。でもサイズによっては、一度も使われることなくお蔵入りなんてこともよくあります。そもそも、生まれてすぐの赤ちゃんに帽子は必要なのでしょうか? せっかくなら、長く使えるものがよいですよね。
今回は赤ちゃんの帽子選びに関する情報をまとめてみました。

新生児用の帽子は不要?

冬場や低体重で生まれた赤ちゃん、髪の毛があまり生えていない赤ちゃんには、頭の保護や保温のため、産院で帽子を被せられていることがあります。
基本的に、生後1ヶ月までは外に出る機会がほとんどなく、室内で過ごす赤ちゃんがほとんどです。きちんと温度管理された室内であれば、特に帽子は必要ありません。退院時に外に出るときも、おくるみがあれば大丈夫です。ただし、退院後も1ヶ月以内に何度も外に出る事情がある場合は、帽子は念のため、あった方が良いかもしれません。

赤ちゃんの帽子の素材とサイズ


<月齢別 サイズの目安>

赤ちゃんの外出が増えるのは、だいたい首がすわった3ヶ月頃からが多いかと思いますが、赤ちゃんの頭は柔らかくて衝撃に弱く、髪が薄いために頭皮に直接紫外線を受けやすいです。お出かけの際は、赤ちゃんの頭を保護するために、帽子をかぶせてあげましょう。

【月齢別サイズの目安】

0〜3ヶ月 約42cm
3〜6ヶ月 約44cm
6ヶ月〜1歳(12ヶ月)約46cm
1歳〜1歳半(12ヶ月~18ヶ月)約48cm
1歳半〜2歳(18ヶ月~24ヶ月)約50cm

月齢別のサイズはあくまで目安なので、確実なのはメジャーで頭囲を測ってあげることです。赤ちゃん用の帽子はすぐサイズが合わなくなって被れなくなるため、鼻や口が隠れなければ、多少大きめのものを選んでもよいでしょう。また、紐などでサイズ調整ができるようになっている帽子や、伸縮性があって長く使える物などもあります。

<帽子のおすすめ素材と特徴>

赤ちゃんの帽子は、夏は陽射しから、冬は寒さから、赤ちゃんの頭や顔を守る大事なアイテムです。まず機能性を重視し、その次にデザインで選ぶようにしましょう。季節ごとに素材を変え、おでかけの際に赤ちゃんのワンポイントとしておしゃれに活用できるとよいですね。

綿100%

通気性が良く、刺激が少ないため、まだ頭の柔らかい月齢の低い赤ちゃんにおすすめです。この時期の赤ちゃんは汗もかきやすいので、洗いやすさも魅力です。夏には特に紫外線対策のため、大きめのつばや、首周りを保護するフラップ付きのデザインのものを選ぶと良いでしょう。

麦わら帽子(ストローハット)

通気性に優れているため、空気をよく通し、帽子内にこもりがちな熱をよく放出してくれます。体温調整機能が未熟な赤ちゃんの熱中症対策にも効果的です。被れなくなってもオブジェとして使えそうですね。

ニット

防寒対策の必須アイテム。冬は寒さや乾燥でお肌が荒れやすくなります。そうしたトラブル防止のために、ニット帽は便利です。伸縮性があるため、新生児期~1歳頃まで長く使えるのも嬉しいポイントです。可愛いデザインのものも多く、プレゼントにもおすすめ。ただ、髪の毛の少ない赤ちゃんにはチクチクしない肌触りのよいものを選んであげましょう。

綿やニットなど、柔らかくて畳める素材のものは、マザーズバッグなどに入れておいてもかさばらず、必要なときにサッと取り出すことができて便利ですよ。

赤ちゃんが帽子を嫌がるときの対処法とは?

自分の意思で手が自由に使えるようになった赤ちゃんは、帽子を嫌がって自分で脱いでしまう事もあります。いつの間にか帽子がなくなっていたという事にならないためにも、あご紐のついている帽子を選んであげましょう。
さらに1歳前後になると、赤ちゃん自身の意思表示もはっきりしてきて、帽子を嫌がって被ってくれないこともあります。こんなとき、どうすればよいのでしょう?



①お出かけ時に被るように習慣づける

低月齢のうちから、お出かけの時には毎回帽子を被るように習慣化します。その際、「帽子を被ってお出かけしようね」など、赤ちゃんへの声掛けも忘れないようにしましょう。1歳3ヵ月くらいからは、赤ちゃんは大人の言うことを理解できるようになりますが、出来ればそれよりも前から習慣づけておく方が、スムーズに慣れてくれるでしょう。

②真似をさせる

8ヵ月頃から、赤ちゃんは大人の真似をしたがるようになります。お出かけの時は、ママも必ず帽子を被るようにして、赤ちゃんに真似をさせましょう。


③ちゃんと被れたら、大げさに褒める。

赤ちゃんは褒められるのが大好きです。少し大げさなくらい、毎回帽子を被れたら褒めてあげましょう。そのうち、自分から被れるようになるかもしれません。

④赤ちゃんに帽子を選ばせる

赤ちゃん自身にこだわりがあって、被りたい帽子が決まっていることもあります。いくつか帽子を持っている場合は、赤ちゃんに選ばせるとすんなり被ってくれることもあります。

さいごに

赤ちゃんが帽子を嫌がる理由には、素材が合わない、サイズが合わない、汗で頭が蒸れて気持ち悪いなど、何か不快な原因がある場合もあります。赤ちゃんはとっても汗っかきで、頭も汗をかきやすい箇所の一つです。帽子の中は冬など寒い時期でも蒸れて汗がたまりやすいので、頭に汗をかいている場合は、こまめに拭き取ってあげましょうね。

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