素敵生活に欠かせないキャンドル。パーティーの雰囲気作りやリラックス用、またはお部屋のフレグランスにと、ついつい増えていってしまいますよね。
そしてなかなか最後までキレイに使い切れないのもキャンドルあるある。高かったにもかかわらずまわりのロウだけ残して点火糸だけ先に無くなってしまい、捨てるにもなんだか踏み切れない。
そんなキャンドルたちがおうちにゴロゴロしているなら是非そのキャンドルたちをリユースしてみませんか?材料、道具、やり方はとっても簡単。
用意するもの
・ロウだけになってしまったキャンドル
・割り箸(作成するキャンドル数+1)
・タコ糸
・容器(空き瓶、グラス、空きカン等、湯煎にかけられるもの。溶かすキャンドルの量に合わせて下さい。)
・鍋(容器の大きさにあわせて下さい。)
作り方
1. ロウを集めます
ここではいくつか使い残ったキャンドルがあると仮定します。
色、香り等、あまりいろんな種類を混ぜすぎると元も子もないのでここは考えて配分したほうがベター。
単色、もしくは白x単色が無難でしょう。香りの強すぎるものは無臭のもの(あれば)と混ぜて。(全部混ぜてみたい!と好奇心旺盛な方は是非その好奇心を満たしてみてください。)
大きく残っているロウは容器に入れやすいサイズにカットしてください。
2. 集めたロウを容器に入れます
容器に点火糸を準備します。容器の高さより少し長めにタコ糸を用意します。
割り箸を割らずに容器の上に渡し、容器の中心にくるように垂らしたタコ糸の上部を割り箸に挟みます。ここが点火するところになりますので必要なら後で長さを調整してください。
この時、糸の端にクリップを重しにして容器に垂らすとたわむのを防げます。
タコ糸をセットした容器にロウを敷き詰めていきます。溶かすと少しカサが減るので気持ち多めに敷き詰めるといいでしょう。
3. 湯煎にかけます
鍋に水を張り、水がかぶらないように容器をそっと沈め、弱火で温めていきます。
色つきのキャンドルを使用する際は少々かき混ぜてもいいかもしれません。タコ糸をセットした割り箸に気をつけて。
完全に溶けたら火を止めて容器を湯からあげて冷やし固めます。
固まるまではタコ糸の位置等が調整可能です。
4. 冷えたら出来上がり
出ているタコ糸の長さを調整したら出来上がり!あっと言う間です。
ちょっとアレンジ【1】
香りのついたキャンドルを再利用する以外にまったくの無臭のキャンドル(例:仏壇用)を使うこともあるかと思います。
そんな時自分の好きな香りのキャンドルを作ってみませんか?
これも用意するものも作り方はすごく簡単!
香りをつける
作業工程は湯煎にかけるところまで上記と一緒。
ロウが溶けてきたところで、お好きな香りのアロマオイル、または香水を数滴たらします。
香りの強さはお好みで。たくさんいれればより香り高くなりますし、少なければほのかな香りを楽しめます。
あとはまた上記工程と同じように、湯煎から外し、冷やし固めれば完成です。
ちょっとアレンジ【2】
キャンドルカラーをアレンジしてみましょう!
こちらも作り方は簡単!
カラーをつける
用意するものはフードカラー、もしくはクレヨン。(価格、バリエーションの面から個人的にはクレヨンがおすすめです。100均で手に入りますし。)
容器に渡した点火糸の割り箸をいったん外し、上記で用意したお好みの色を、湯煎で溶かしたロウの中に、クレヨンなら細かく刻んで、フードカラーなら少しずつ様子を見ながら入れていきます。
別に用意した割り箸(混ぜやすいものならなんでもOK)でやさしく色を混ぜなじませます。
キレイに混ざったら、外しておいた点火糸の割り箸を容器にセットします。糸が真っ直ぐ垂れるようにセットしたら湯煎から外し、冷やし固めれば完成です。
ちょっとアレンジ【3】
ドライフラワーや押し花を利用してボタニカルキャンドルはいかがでしょう?
作り方はこれまた簡単。
容器を2つ用意して片方でロウを湯煎で溶かします。ここでアロマオイルを混ぜてもいいですね。
もう一方の容器(透明なガラスの容器がベター)の内側にドライフラワー、押し花を貼り付けます。はじめに溶かしたロウをドライフラワー、押し花に少量塗って貼るとやりやすいです。
点火糸の割り箸をセットして、溶かしたロウをガラス容器にそっと注ぎ入れ、冷やし固めれて見栄えを整えれば完成です。
手作りキャンドルのポイント
・湯煎にかける際、できるだけ細かくロウを刻むと溶けやすく作業がスムーズです。
・タコ糸は少し長めにセットし、冷やし固めたあとで長さを調整すればOKです。
・湯煎の最中にかき混ぜる必要のあるアレンジキャンドルの場合は湯煎から外したあとに割り箸をセットすればOKです。糸が真っ直ぐ垂れるよう重りのクリップを忘れずに。
最後に
リビングに、ダイニングに、バスタイムに、ベッドルームに。様々なシーンでこの再生キャンドルが活躍してくれるかと思います。
くれぐれも火傷と火事には気をつけて楽しんでくださいね。