赤ちゃんの安全対策に!ジョイントマットの選び方

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畳の部屋がほとんどだった昔と違い、今はフローリングの部屋が増え、赤ちゃんのお昼寝スペースや遊ぶスペースを安全に確保するために、ジョイントマットを用意するご家庭が多くなっています。でも、マットにも色んな種類があって、どれを選べばいいのか迷ってしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回はジョイントマットの種類や選び方についてご紹介します。

そもそもマットはどうして必要?

①赤ちゃんにとって快適な空間

フローリングよりも暖かいため、防寒のためにマットを敷くことで、赤ちゃんが冷えてしまうことを避けられます。また、転倒した時など、クッション性があるため痛くありません。

②階下への配慮や床の保護

マンションや2世帯住宅などで上階に住んでいる場合、床音対策のためにマットはあった方がよいでしょう。結構、赤ちゃんは手にしたおもちゃや日用品を床にたたきつける遊びをしますし、物を取り落すことも日常茶飯事です。音が気になるのはもちろん、床もあっという間に傷だらけになります。もう少し大きくなったら、落書きの心配もありますよね。

導入の時期としては、赤ちゃんがハイハイやずりばいを始める頃には用意しておきたいです。さらに赤ちゃんがつかまり立ちやヨチヨチ歩きを始める頃には、転倒したときの怪我も心配になります。バランスがまだうまく取れないため、前に転ぶだけでなく、後ろに転んで床で頭を打つなんてことも日常茶飯事です。床がフローリングのご家庭は、そうなる前にマットを敷いてあげるようにしましょう。

ジョイントマットが人気の理由と購入前の注意点

防寒やクッション性、床の保護については、カーペットやラグでも対応でき、オシャレさで言うとそちらの方がおすすめですが、防音や衛生面、コストなどを考えると、ジョイントマットなどのプレイマットの方に軍配があがります。

◆ジョイントマットのメリット

特にジョイントマットは汚れた部分だけ取り外して洗ったり買い換えたりが簡単にできるのがよいですね。赤ちゃんのよだれやオムツ替え中のおしっこで濡れたり、飲み物や食べ物をこぼして汚れたりと、とにかく育児中は掃除をこまめにする必要があります。簡単に手入れが行えることで衛生的に部屋を保つことができます。部屋の大きさや必要なスペースや形に対して、自由にマットを組み合わせることで対応できるのもよいですね。そしてお値段も比較的お安いので、手軽に導入できます。

また、ジョイントマットはフローリングの冷たさから赤ちゃんを守ってくれるだけでなく、断熱効果もあるので、夏や冬でも快適に過ごすことができます。保温性にも優れているので、冷暖房の省エネ効果も期待できますよ。

◆ジョイントマットのデメリット

便利なジョイントマットですが、床暖房やホットカーペットなどと同時に使用できないものが多いという点には気を付けましょう。ちゃんと対応しているものもあるので、併用したい方は購入時にチェックしましょう。

ジョイントマットの種類と選び方

ジョイントマットの種類

<材質>
材質はスポンジ素材やEVA(エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂)素材のものが多いです。特にEVA素材のものは耐久性に優れ、柔軟性もあることからよく売れているようです。

<サイズ>
幅30㎝がもっともポピュラーなサイズのようです。他にラージサイズや大判など、呼び方は異なりますが、これよりも大きめの45㎝のものや62㎝といったサイズのものがあります。

<厚み>
1cmほどの一般的な厚みのタイプから、2cmくらいの厚みがあるものまであります。厚みがあるほどクッション性は高くなり、衝撃吸収力は大きくなります。赤ちゃんのケガ防止や階下への防音のためにマットを買う場合は、なるべく厚みのあるものを選ぶようにしましょう。また、厚みがあるほど保温性も高いので、冬でも暖かく過ごすことができますよ。

<デザイン>
他にも木目調や畳のようなデザイン、カラフルな色遣いの物など、色々あります。特に表面がコルク素材になっているものは、見た目がよいだけでなくダニやカビがつきにくく衛生的なのでおすすめです。

ちなみに、数字やアルファベットなど、中がパズルのようにくり抜けるタイプのジョイントマットは、カラフルで可愛らしいのですが、すぐに赤ちゃんがばらばらにして遊んでしまうため、しょっちゅう直す必要があります。普通にジョイント部分も外して遊んでしまうことが多いので、その手間が嫌だという方は、出来れば大判で枚数が少なく済むものを選ぶことをおすすめします。ただ、赤ちゃん自身は楽しんで遊ぶので、プレイマットとして買う場合はこのタイプもおすすめです。

また、見た目をよくするために、マットの端のギザギザした部分をまっすぐに見せるパーツも売られていますが、これも赤ちゃんがすぐ取り外してしまう上、齧ってしまうこともありますので、覚悟しておきましょう。

さいごに

ジョイントマットは必ずしも部屋全体に敷く必要はありません。赤ちゃんの遊ぶスペースとして部屋の一部に2~3畳分だけ敷いて、不要なときには片づけるというプレイマットとしての使い方もできます。そういうことも手軽に出来るのが、ジョイントマットの最大のメリットでもありますね。どんな感じか試してみたい方は、まずはプレイマットとして少しだけ購入してみるのもおすすめですよ。

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