赤ちゃんが泣いている理由はなんだと思いますか?
赤ちゃんが泣く原因は大きく5つにわかれます。
今回は泣きやまない理由とそれに合わせたおすすめの対処法を紹介します。
【赤ちゃんが泣きやまない5つの理由】
赤ちゃんが泣く理由は5つ考えられます。
この原因ごとに対処法が違っていて、泣き方の特徴も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
□原因①赤ちゃんの空腹
赤ちゃんもその日のや運動量や体調によって、飲む量・食べる量が変化します。
育児書やミルク缶にも食事量の目安が書かれていますが、赤ちゃんの成長によって必要な食事量が変わってきます。
いつもの量で足りないときは、ミルクの量を少し増やしてください。
離乳食を食べ始めると、肥満を気にしてミルクの量を減らしがちですよね。
そうなるとミルクが足りなすぎるので、空腹を訴えて赤ちゃんが泣く原因となります。
離乳食を食べた後でも、赤ちゃんがほしがるミルク量を飲ませても問題ないとされています。
もし肥満が気になるときは、体重を管理しながら飲む量を調整してあげてください。
□空腹が原因!見分け方
・穏やか、激しくを繰り返す泣き方をする
・穏やかな泣き方のとき、口に指をあててみる
→空腹のときはあてた指に吸いつく
・穏やかな泣き方のとき、おっぱいを吸うときとおなじ口の動きをしている
泣き方も判断が難しいとおもいますが、空腹のときは[Neh(ネェ)]の音で泣きます。
□空腹が原因!対処法
・赤ちゃんがほしがるだけミルクを飲ませてあげる
・離乳食に慣れたころは、くだものやベビー用おやつを少しずつ食べさせる
もし空腹で泣くことが多ければ、次の食事から少しずつ量を増やしてあげるのもおすすめです。
母乳のみで育てる赤ちゃんは、他の子よりも飲む量が少ない、もしくは足りない場合があります。
母子手帳に記入している体重グラフをチェックしたり、母乳中に赤ちゃんが乳首を離したがらないか確認してください。
体重が増えていない、乳首を離さない様子があれば、ミルクなどもプラスして飲む量を増やしてください。
□原因②オムツの汚れ
赤ちゃんの皮膚はとても敏感で、オムツの汚れはひどい不快感を与えます。
女性のナプキンとおなじで、付け慣れていても不快感は消えません。
通気性がよく赤ちゃんが快適に過ごせる紙おむつでも、不衛生な状態が続くのはよくありません。
赤ちゃんは新陳代謝が活発で、皮脂や汗をたくさん分泌します。
オムツは蒸れやすい場所なので、うんちやおしっこの有無に関係なく交換してあげてください。
□オムツが原因!見分け方
・急に赤ちゃんが泣き出したら、オムツが原
・オムツ交換の泣き方は「Heh(ヘェ)」
□オムツが原因!対処法
紙オムツの吸引力も高く、見た目の変化もほとんどないので、気づいたときはたっぷたぷなんてことも!
・泣いたらオムツ交換&オムツチェックで、清潔キープ
・1時間に1回、交換する習慣をつける
・お尻蒸れがなおってからオムツをつける
□原因③赤ちゃんの眠い・疲れたサイン
大人は疲れたら休む、眠いときは寝る支度をすると、じぶんで対処することができますが、赤ちゃんはじぶんで対処できません。
ママやパパの協力が必要なので、泣いてサインを送っています。
眠たいときに赤ちゃんが泣く動作を[寝ぐずり]と呼びます。
□寝ぐずりが原因!見分け方
・顔をこすりつけて甘えた動作をする
・寝ぐずりの泣き方は「Owh」
□寝ぐずりが原因!対処法
赤ちゃんが寝やすい環境をつくりましょう!
・部屋を暗くして眠る準備をする
・安心できるように添い寝をしてあげる
・入眠儀式をつくる
□原因④お腹がパンパン!
赤ちゃんの腹筋はまだ弱く、じぶんでガスを処理する力がありません。
ガスが溜まるとお腹が張り、すごく痛みます
じぶんでガス処理できないので、ミルクや母乳を飲んだ後、ママがゲップをださせてあげましょう!
□お腹の張りが原因!見分け方
・いつも決まった時間に泣き出す
・15分くらいで急に泣きやむ
・[Eh(エッ)]と、空気を出す泣き方をする
・唸る泣き方はお腹が張っている合図
お腹が張っていたら確実です!
ゲップを出しやすくする方法や注意点もあるので、よかったら検索してください。
□お腹の張りが原因!対処法
・ミルクや母乳のあとはゲップを出させる
・授乳前と入浴後に、足の体操やマッサージをしてあげる
●赤ちゃんのゲップを出す方法
・ミルクの吐き戻しがあるので、ママの肩にタオルを準備します
・ガスが吐きやすいように、首や頭の角度を調整しましょう
①いすやソファに浅く腰かけ、ママの肩に赤ちゃんの胸あたりがくるように抱っこします。
②首が座る前は、背中の上あたりを支えてバランスをとってください
③ガスが出しやすい角度をつくったら、背中を優しくトントンしていきます
※背中のトントンが気持ちよくて、赤ちゃんがそのまま寝てしまうことがあります。
ゲップを出さずに寝かすと、吐き戻したミルクが気管支に入る恐れがあるので注意してください。
□原因⑤もしかしたら、病気の可能性も!
病気が原因で泣いている可能性もあります。
赤ちゃんが助けを求める方法は泣くことしかできません。
風邪を引いているとき、どこか痛むとき、体の中で異変が起きているとき、怖さからママを求めて激しく泣きます。
泣き方が激しいときや、いつもと違う泣き方をしているときは、赤ちゃんの様子を慎重に観察してください。
体調不良、様子がおかしいと思ったら、すぐに病院で診てもらいましょう。
【まとめ】
以上、赤ちゃんが泣きやまない5つの原因とそれに対する対処法の紹介でした。
この5つが主な原因なので、赤ちゃんの泣き方と様子を見て、それに合う解決策を試してください。
オムツはうんちやおしっこに関係なく、定期的に交換してください。