安定期に入って赤ちゃんの性別が分かってきたら、名前の候補を決めていきたいですね。
赤ちゃんの名前はいろいろな方法で決めることができます。
出生届の期日内に名前が決められるように、おすすめの方法を2つ紹介します。
【まず、出生届の提出期限は14日以内!】
赤ちゃんが生まれたら出生届けを出さないといけません。
出生届の期限は、生まれた日から数えた14日以内です。
届出に書いた名前が受理されると、簡単に名前を変更できません。
とっても大変なので、名前は性別が分かったときから考え始めるのもおすすめです。
■名前が決められなかったら?
出生届の期限内に名前が決まらなかったら、名前欄を空欄にしたまま提出することができます。
どうしても決められなかった場合は、出生届だけは必ず提出しましょう。
後から追完届で名前を提出できます。
だけど、戸籍に追完届で提出したのが残るので、子どものためにも期限内の提出が望ましいですね。
【格数で名前を決める】
■格数とは?
格数は「天格・人格・地格・外格・総格」の5つの部位から判断されます。
●天格
天格は名字の画数を足したもので、先祖から受け継ぐ「宿命運」を意味します。
家系の運勢なので、そんなに重要視しなくても大丈夫です。
しかし凶格だった場合は、名前でバランスを補ってください。
●地格
地格は名前の画数を足したもので、内面に隠された性格や個性、素質や能力、知性に影響をもたらします。
とくに生まれたときから20代まで、地格の影響を大きく受けます。
幼少期に作られた性格はその子の基盤になります。
生涯を通じて関わる格数なので、女の子はとくにこだわってあげたほうがいいかもしれません。
●人格
人格は、名字の最後と名前の最初の字を足して出します。
この人格は仕事や結婚などの対人関係や才能・性格に影響をもたらす画数で、とくに20代~50代が強い影響をうけます。
●外格
外格は総格から人格を引いて出します。
周囲から影響を受ける画数なので、職場や家庭などの生活環境に大きな関わりを持ちます。
とくに20代を迎えてから強く影響を受ける画数です。
●総格
総格は、名字と名前すべての画数を足して計算します。
この総格はとても重要で、あらゆる出来事に影響し、人生を左右する全体運の画数です。
この総格は晩年が近づくにつれて大きな影響を与えます。
■いちばん多い姓名判断は「熊崎式姓名学」
「熊崎式姓名学」は熊崎健扇が作り出した、いちばん古い姓名判断です。
画数による姓名判断は診断方法によって異なりますが、ベースになっているのが熊崎式姓名学です。
正式名は「熊崎式姓名学」ですが、「五格剖象法」で商標登録されています。
総格・天格・地格・人格・外格の「五格」から診断していきます。
【ひらがなで名前をつけよう】
■ひらがな名はやわらかい印象
ひらがなの名前はやわらかく可愛らしい印象を持ちやすいです。
ひらがなは漢字をくずして作られました。
漢字をひらがなに変換するだけで文字に優しい印象を与えるので、昔から女性に親しまれてきました。
もちろん、ひらがなは名前にも優しい影響を与えます。
■女性の名前に向いている
とくにひらがなの名前は女の子に多く、男性よりも選べる名前が豊富です。
どうしても漢字の画数が合わないときや漢字に変換できる名前を、あえてひらがなにする人もいます。
■名前を間違われることがない
今はだいぶ落ち着いてきたキラキラネームですが、親しみがある漢字でも読み間違える名前もあります。
ひらがな名だったら間違える心配がないので、子どもの名前をちゃんと呼んでもらえます。
さらに、ひらがなの名前はまだ珍しいので、名前の名簿からすぐに見つけられます。
■だけど、年を重ねると・・・
ひらがなの名前は可愛らしく優しい印象だけど、おばあちゃんになったとき、漢字の名前よりも少し軽さを感じてしまいます。
改名手続きはとても大変なので、どの年代でもなじめる名前が理想ですね。
■意味を込めるのが難しい
漢字だった場合、一文字一文字が意味を持っているので、子どもへの想いを込めやすいのですが、ひらがなだった場合、少し大変です。
漢字がない分、ちがった発音で呼ばれたり、子どもに想いが伝わりにくい場合があります。
■ひらがな名は避けたほうがいい?
漢字を崩して作ったのがひらがなです。
この過程の「崩す」が、運命を崩される暗示と言われています。
そのため、避けたほうがいい名前の候補にでています。
だけど、漢字に囚われず名前をつけられる利点も大きく、縁起の悪い漢字や意味の良くない漢字をつけてしまう心配がありません。
■漢字の名前をつけるときの注意点
漢字そのものにいろんな意味を持っています。
ふだん馴染みのある名前でも、縁起が悪い漢字だった場合もあります。
出生届が受理されると簡単には変更できないので、提出する前にどんな意味があるのか、この漢字は使ってもいいのか、詳しく調べて納得したうえで出しましょう。
【まとめ】
以上、おすすめの赤ちゃんの名付け方法の紹介でした。
まず、赤ちゃんの名前の候補を決めるなら、名付け本を活用するのがおすすめです。
名前の音も重要なので、候補を決めたら何度も口に出して確認してみてください。