【アレルギーの心配は?】着ぐるみやおもちゃが大好きな赤ちゃんと犬との同居について

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ペットと赤ちゃん

もともとペットを飼っている家庭に赤ちゃんが生まれることがあります。このような場合、ペットをそのまま飼い続けるか、それとも赤ちゃんへの影響を考えて実家や知り合いに飼ってもらうなどして手放すか、飼い主としてはとても悩むところですよね。

これまで家族同様に暮らしてきたペットではあっても、生まれたばかりの赤ちゃんと同居させることのリスクを考えると不安になってしまうものです。ペットにとってもこれまでの飼い主は大切な家族ですし、頻繁に環境が変わることはストレスになります。

赤ちゃんとペットを同居させることができる最適な方法はあるのでしょうか?ペットの中でも昔から人気があり、最近は室内で飼うことも増えた犬と赤ちゃんとの同居は可能なのでしょうか。

犬と生活することのメリットとデメリット

赤ちゃんが犬と一緒に生活していくことには、様々なメリットがあります。小さいときから人間とは違う生き物が近くにいて一緒に生活していくことは、赤ちゃんの感情に様々な影響を与えてくれます。

家族のように暮らしているわんちゃんが喜んだり悲しんだりする気持ちを感じ取ることは、赤ちゃんの心の発達に役立ち、情緒豊かにしてくれます。わんちゃんの着ぐるみやおもちゃが大好きな赤ちゃんもたくさんいます。言葉が分からなくても着ぐるみやおもちゃに興味を示すような赤ちゃんですから、生きているわんちゃんと大の仲良しになることも期待できます。

一方で、わんちゃんと生活する時には細心の注意をはらわないと、思わぬ危険がひそんでいるというデメリットもあります。どれほど仲の良いわんちゃんでも動物であることに違いはありません。赤ちゃんがわんちゃんのしっぽをつかんだり、しつこくしたりと、わんちゃんが不快に思うようなことをすれば、思わず噛みついてしまうという可能性はゼロではありません。

また、わんちゃんのフケやよだれ、毛などが原因で発症してしまう犬アレルギーにも注意が必要です。赤ちゃんがアレルギーになると、くしゃみや咳をはじめとした様々な症状が表れてしまいます。

きちんとしつけること

赤ちゃんと同居させるためには、わんちゃんをきちんとしつけることが大切になってきます。ソファなどの高い場所に自由に上ってしまうわんちゃんの場合、赤ちゃんのベッドの上などに上ることもあります。

してはいけないことを覚えさせるために、普段から悪いことをした時にはきちんと叱るようにしておくことが必要です。また、犬は上下関係を大切にする生き物です。自分より後から登場した赤ちゃんを見下してしまうこともあります。その場合は、優先順位が上であるパパやママが、きちんとわんちゃんから赤ちゃんを守る役割をし、赤ちゃんも大切な仲間であるということを、少しずつわんちゃんに教えてあげましょう。

そして、赤ちゃんばかりを可愛がると、わんちゃんも悲しい気持ちになり、ストレスになってしまいます。これまでと変わらず、わんちゃんにもたっぷりの愛情を注いであげることを忘れないであげてくださいね。

環境を整えること

家の中でわんちゃんを飼っている場合、衛生面にも気をつけなければなりません。これは、赤ちゃんがいなくても当たり前のことですが、赤ちゃんと同居するためには特に念入りに掃除するようにしましょう。毛やフケが空気中に舞っているとアレルギーの原因にもなります。

これらのものはこまめに取り除き、わんちゃんの身体も定期的にシャンプーをして清潔な状態にしておいてあげましょう。また、わんちゃんが赤ちゃんに近づきすぎないように、ベッドの周りにはフェンスを設置しておくことも大切です。もちろん、わんちゃんの感染症予防や狂犬病予防のワクチンは決められたとおりに受けるようにしましょう。

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