赤ちゃんにはいつからおしゃぶりを使わせていいの?その意味と影響は?

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赤ちゃんを育てる時の強い味方

赤ちゃんは夜泣きをしたりなかなか寝付いてくれなかったりすることが多く、毎日寝不足というママも少なくないことでしょう。寝不足でイライラしてしまうことの無いよう、育児用のグッズを上手に利用してみるのも、ひとつの方法です。

寝付きの良くない赤ちゃんやぐずることの多い赤ちゃんにおしゃぶりを使わせてあげると、すんなりと眠ってくれたり、機嫌が治ったりすることがあります。赤ちゃんには口に触れたものに吸い付く反射機能があります。生まれてすぐに何も知らない赤ちゃんが母乳を飲むことができるのも、この機能のおかげです。

そんな赤ちゃんにこの育児用品を渡してあげれば、気持ちが落ち着いて静かになったり、眠りにつくことができたりするというわけです。もしも赤ちゃんの口にこの育児用品を触れさせてみて、すぐに吸い付いてくるようだったら、使ってみてもいいですね。ただ、赤ちゃんが吸ったまま眠ってしまった場合は危険なので、眠りについたら口から外すことを忘れないようにしましょう。

赤ちゃんにはいつからおしゃぶりを使わせる?

そんなおしゃぶりですが、いつから使わせてもいいのでしょうか。

ベビー用の売り場には新生児用のものもたくさん販売されていて、生後2カ月あたりからは使っても大丈夫です。生まれたばかりの赤ちゃんにはまだ必要ありませんが、成長するに従って赤ちゃんの気持ちを落ち着かせる効果を発揮してくれるようになります。

赤ちゃんにこの育児グッズを使わせる時期は生後4カ月ぐらいまでと言われています。この時期を過ぎると離乳食が始まり、あまりおっぱいに執着しなくなる子も出てきます。

おしゃぶりが与える影響

おしゃぶりは赤ちゃんに様々な影響を与えます。この育児用品を使わせる意味としては、先ほどお話ししたように赤ちゃんの心を落ち着かせ、リラックス効果を得るためだと考えられています。

その一方で、この育児用品を与える意味は特になく、必ずしも使わせなければいけないというわけではないという意見もあります。あまり良くない影響については、長い期間この育児用品を使い続けることで歯並びが悪くなるという意見や、幼稚園に上がる頃になってもこの育児グッズを手放すことができず、依存症のようになってしまうことがあるという意見もあります。

これらの考え方やこの育児用品が持つ意味については、赤ちゃんによって個人差がありますし、パパやママの考え方によっても違いがあります。

依存症にならないように

まれに、3歳、4歳ぐらいになってもこの育児用品を手放せなくなる子もいます。この育児用品をしゃぶっていることで安心できますし、長い期間毎日使ってきたものなので、急になくなると口寂しくなってしまうという理由もあるのでしょう。

とは言っても、大きくなっていつまでもこの育児用品を使っていることは、やはり避けたいものですよね。子供によっては歯の噛み合わせが悪くなってしまうこともあります。この依存症のような状態を避けるためにも、この育児用品を正しく使わせる必要があります。

1歳を過ぎてもこの育児用品を使い続けていると習慣になってしまうことがあるため、ある程度の時期が来たら卒業するようにしましょう。あかちゃんがハイハイを始めたり、自分からおもちゃに興味を持ったりし始める頃には、この育児用品を卒業することをおすすめします。

別のものに目を向けさせることもできるようになるので、おしゃぶりのことを忘れさせるには、ちょうどいいタイミングと考えられます。パパやママがたくさん、赤ちゃんの遊び相手をしてあげたり、話しかけてあげたりすることもおしゃぶり卒業に効果がありますよ。

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