~目次~
1母としての愛情について
2気にしすぎ?子どものサイン
3母乳育児とミルク育児
4保育所に入れたい【保活】
「結婚は恋愛のゴールではない。結婚は長い夫婦生活のスタートだ」
というような話を聞きますが、妊娠もこれに少し似ています。
「出産は妊娠のゴールではない。出産は長い育児生活のスタートだ」
と言えるのではないでしょうか。
出産してやっと我が子に会えた喜びも束の間、今度は色々なことが心配になってきますよね。
「今日はいつもより話さない気がする」
「もう3日もウンチをしていない」
些細なことでもお母さんは不安になるものです。
真面目に育児に取り組めば取り組む程、嵌まってしまうどろ沼…。今回は、子育て中のお母さんが悩みやすい事柄への対処法をお伝え致します。
1母としての愛情について
育児で辛い時期の一つが新生児期。赤ちゃんはまだふにゃふにゃだし、まだ何を考えているのかもよく分からずネンネしているだけ。一生懸命お世話していても、赤ちゃんからの反応が薄いのでだんだん育児が苦痛になってくることがあります。しかし真面目なお母さんは
「自分で産んだ子なのに苦痛だなんて思って、私はきっと母親失格なんだ」
そう思い詰めてしまうのです。
自分で自分を責め始めたら冷静になって。育児ノイローゼの予兆です。
自分を責める気持ち、よく分かります。育児がうまくいかないとイライラもしますよね。でも焦らなくて良いのです。
【出産した瞬間に皆が皆お母さんになれる訳じゃない】
この言葉を覚えていて下さい。
赤ちゃんを可愛く思えなくても、赤ちゃんにイライラしてしまっても、それは普通のことなのです。お母さんも、ゆっくり母親になれば良いだけのこと。自分の愛情が不足してるんじゃないか…赤ちゃんにも伝わっているんじゃないか…そう思うかもしれません。しかし、赤ちゃんはお母さんがしっかり自分の世話をしてくれているのをジッと見ていますよ。イライラしていても、素っ気なくても、自分の世話をしてくれている人を一番に見ています。育児が苦痛になっても、「赤ちゃんには私が必要なんだな」と自信を失わずにお世話をして下さい。それだけで十分、赤ちゃんに愛情が伝わっています。
2気にしすぎ?子どものサイン
少し元気がなかったり、いつものように笑わなかったり。普段自分の子をよく観察しているお母さんは、少しの変化に敏感です。
「いつもより身体が熱い」→風邪!?
「いつもよりよく眠る」→寝すぎって大丈夫なの!?
「いつもよりぐずる」→どこか悪いのかな!?
このように、子どものことを思うがゆえに頭を悩ませてしまうのです。ここでも【一旦冷静になる】ことが重要です。
①子どもの機嫌は良いか
②身体の動作にちぐはぐなところはないか
③意識はハッキリしているか
まずこの三点をよく見てあげて下さい。これをクリアしているなら、急を要すことはあまりないでしょう。落ち着いて対処してあげると良いです。心配がおさまらないお母さんは、掛かり付けのお医者さんに電話すると安心出来るでしょう。
診療時間外には
【子どもの救急】 http://kodomo-qq.jp/
こういったサイトも参考になりますよ。
3母乳育児とミルク育児
子どもをどちらで育てるか…育児において永遠のテーマと言っても良いかもしれません。
母乳で育てていたら、食事にも気をつけなければいけないし、お酒やカフェイン類を自由に摂取できなくて辛いですよね。
「母乳育児?ちゃんと出てるの?」
なんて、他人から言われることも…。
ミルクで育てていたら、軽はずみに
「母乳出ないの?」
「まだ小さいのに…可哀想」
等、心ないことを言われがちです。グサッと刺さりますよね。
そんな他人の言動への対処法は、【THE・受け流す】です。
ハッキリ言って、「ほっとけ!」なのです。母乳だろうがミルクだろうが、子育てが大変なのは一緒。他人にとやかく言われたら
「じゃあやってくれます?」と毒づいてやりたいものです。しかし、それは大人げないですものね。
何を言われても
「元気に育ってるんで大丈夫です~」
と受け流してしまいましょう。真に受けて悩む必要なんかありませんよ。
4保育所に入れたい【保活】
育休中や就職を目指すお母さんが頭を抱えるのが保育所問題。昨今、ニュースでも話題になっていますよね。なかなか順番が回ってこない…と悩むお母さんも多いと思います。順番待ちを少しでも早めるコツが、【足しげく役所に通う】ことです。
ただ待っているだけだと、気が遠くなる月日を待たなければなりません。役所の担当に「また来てる」と思われてからが勝負です。
来年には入らないと生活していけない!
保育所を見つけないと退職になる!
そういう、個々の事情を何度も何度も訴えましょう。役所の方も「残念でしたが、路頭に迷うしかないです」と言う訳にはいきません。根気よく戦ってみることが大切です。こちらも、100%のわがままが通るわけないと分かって、どこまでなら妥協出来るか等、しっかり考えてみて下さいね。
さいごに
楽しいばかりではない子育てですが、子どもと真剣に向き合える時間って、意外と短いものです。「今しかこんなに一緒にいられないんだなあ」と思えば、悩むこともきっと良い思い出、経験になります。
お母さんたち、ファイト!