赤ちゃんの成長過程のひとつ〔寝返り〕はいつから始まるのでしょうか?
もし時期になっても寝返りできないときは練習すべきでしょうか。
注意しないといけない点もあるので、寝返りについて詳しくみていきましょう。
【赤ちゃんの寝返りはいつから始まる?練習は必要?】
■赤ちゃんの寝返りは生後5ヶ月頃から始まる
寝返りが始まる時期は、生後5ヶ月頃が平均といわれています。
中には生後3ヶ月から寝返りを始める子もいて、赤ちゃんの寝返りは大きく個人差がでます。
生後5ヶ月を過ぎても寝返りをしない子もいるし、そのままハイハイを始める子もいます。
不安になるかもしれませんが、個人差が大きくでることなので、赤ちゃんの成長を見守ってあげましょう。
■寝返りは練習が必要?できないと困る?
寝返りできないまま大きくなっても大丈夫です。
いずれ自然とできるようになるので、赤ちゃんのときに寝返りをできなくても問題ありません。
赤ちゃんを見ていると、寝返りを始めるそぶりがわかるので、そのときにサポートしてあげるといいかもしれません。
必ず練習しなくちゃいけない、寝返りできないと困る!ということはありません。
■赤ちゃんの寝返りをサポート
腰と足をひねって寝返りするそぶりを見せます。
そのときがチャンスです!
上半身を少し押してあげて、赤ちゃんの寝返りをサポートしてあげましょう。
もし嫌がるそぶりや機嫌が悪くなったらすぐにやめてください。
嫌がるそぶりなくママのサポートで寝返りがでれば、赤ちゃんが感覚をつかんでくれます。
スキンシップにもなるので、よかったらサポートしてあげてください。
【危険なのは〔寝返り返り〕ができないこと!】
■寝返り返りができないと危険!
寝返りができなくても困りません。
困るのは寝返り返りが出来ないことです。
赤ちゃんが寝返りするとうつ伏せになることもあります。
もし寝返りしたまま寝返り返しができなかったら、赤ちゃんは窒息死で死んでしまいます。
寝返りができるようになったら、今度は寝返り返しができているか注意してください。
■顔周りにものを置くのは危険!窒息死を高める
寝返りを覚えると、赤ちゃんはいつ寝返りをするかわかりません。
顔周りに柔らかいものをおいておくと、赤ちゃんの寝返り返しを邪魔するおそれがあります。
それが元で窒息するリスクも高いので、絶対顔まわりにものを置かないようにしましょう。
■窒息死を防ぐために寝返り防止は必要?
寝返りは赤ちゃんに必要な成長過程で、本当は防止しないで見守りたいですよね。
まずは、赤ちゃんが自分で元の体勢に戻れるのか見てあげましょう。
まだ寝返り返りができず、うつ伏せのままになる場合は、うつ伏せ防止グッズを活用してください。
ママが赤ちゃんを見守れる時間帯は、うつ伏せグッズを外して寝返りを応援してあげましょう。
【赤ちゃんの寝返りここも危険!2つの注意点】
■飲んですぐの寝返りは危ない!
ミルクや母乳を飲んですぐの寝返りはとても危険です。
飲んだミルクを吐き戻す心配があり、吐いたものが喉につまって呼吸が出来なくなることも・・・!!
■寝かせる場所には対策を!
赤ちゃんはなるべく低い位置や、柵のあるベビーベッドに寝かせましょう。
赤ちゃんも勢いのある寝返りをします。
そのときにソファや高い位置に寝かせていると、赤ちゃんは受け身もとれずに落下します。
少しの間だからと思っても、赤ちゃんの寝返りはいつ起こるかわかりません。
必ず低い場所や柵のあるベビーベッドなど、安全な場所に赤ちゃんを寝かせてください。
【まとめ】
以上、赤ちゃんの寝返りが始まる時期や注意しないと危険なことの紹介でした。
■赤ちゃんの寝返りが始まるのは?
・生後5ヶ月が平均的
・早いと生後3ヶ月から始まる
・寝返りしないままハイハイを始めることも
・個人差がとても大きい
■練習は必要?
・自然とできるようになるので心配いらない
・腰や足をひねるそぶりがあったらチャンス!
・軽く上半身を押して、寝返りをサポートしましょう
・嫌がっているときはサポートせず様子をみましょう
■寝返り返しができないと危険
・窒息死の心配がある
・寝返り返りができるか見てあげましょう
・じぶんで戻れないときは防止グッズも活用
・ママが見てあげれるときは、防止グッズをやめて寝返りを応援しましょう
■寝返りはこんなところも危険
・必ず柵があるところ、低い位置に赤ちゃんを寝かせましょう
・赤ちゃんだって勢いよく寝返りをする
・高い位置やソファだった場合、固い床に落下する危険がある
・ミルクや母乳を飲んだあとすぐに寝かすのは危険
・吐き戻したミルクが喉に使って窒息する危険がある
・赤ちゃんの寝返りはいつあるかわからない、対策できることは意識しよう
育児書を読むと、うちの子は大丈夫かな?って不安になるかもしれませんが、大丈夫です!
赤ちゃんのうちに寝返りできなくても、大人になったら出来るようになっています。
赤ちゃんの成長を楽しみながら見守っていきましょう。