赤ちゃんのアレルギーは母乳が原因って本当?検査はいつからできる?

赤ちゃん_アレルギー

赤ちゃんのアレルギー反応はどんなものが?

アレルギー反応は、赤ちゃんも大人もそれほど大きな違いはありません。湿疹ができる、目がかゆい、鼻水が出る、鼻が詰まる、咳やくしゃみをする、下痢や嘔吐などの症状が出ます。これらのすべての症状が出る赤ちゃんもいれば、湿疹やくしゃみ、鼻水だけだという赤ちゃんもいます。しかし、症状の中には重篤で命に関わるかもしれないアナフィラキシーショックを起こすこともあるので注意しないといけませんね。

原因は何?

アレルギーの原因物質(アレルゲン)として考えられるのは、食べ物やダニ、ホコリ、花粉、猫や犬といった動物もアレルゲンになることがあります。この原因となるものを食べた時や触れた時に何らかの反応が出ます。しかしこれらの症状の多くが風邪などの症状と似ているため、体調不良で済ませられ、発見しづらいのが現状です。

食べ物でアレルゲンになるのは卵、乳製品、小麦が多く、その他にはカニやエビ、果物、ピーナッツがあります。また、母乳がアレルゲンになるという話もあります。「お母さんが食べたものが母乳を介して赤ちゃんの体に入り、アレルギーを起こす」というものですが、その一方で「母乳はアレルギー発症を防ぐ」といった話もあります。母乳は栄養がたっぷり含まれているので、できればあげたいですよね。母乳が原因かも?という時は、医師と相談しながらあげると良いかと思います。

検査はいつからできる?費用は?

今はインターネットで簡単に情報収集ができるようになりました。そのため自己判断しがちですが、アレルギー検査は受けておく方が安心です。検査は、生まれて間もない頃でもできます。小児科か小児アレルギー科で血液検査を受けましょう。

乳幼児の場合は、自治体によって乳幼児医療費助成制度があるので無料で受けられます。しかし、何も症状がないのに検査だけを依頼した場合は費用がかかる可能性がありますので、病院に問い合わせてみると良いですね。

アレルギーとわかったらどうする?

検査でアレルギー反応が出た場合は、その原因物質を取り除くようにします。複数のものに反応しているのならそれらも取り除きますが、治療方法は様々ありますので、医師と相談しながら進めていくと良いでしょう。半年間を目安に完全除去するか、1週間に1~2回アレルゲンの食物を少しずつ食べさせる不完全除去にするかは医師の指示に従いましょう。成長するにつれてアレルギーが治ってくることもあるので、あまり落ち込まないでくださいね。

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