早めに知って準備しよう!子ども・子育て新支援制度の使い方まとめ!

子育て支援

「保育園落ちた日本死ね」、ブログのトピックでもテレビのニュースでも話題になった匿名ブログです。

衝撃的なタイトルだったので、気になり読んできました。

まだ読んでない人には目を通してほしい記事です。

他人事ではないので、新しくなった子ども・子育て支援制度を理解し、早め早めの準備を行いましょう。

【子ども・子育て新支援制度とは?】

2015年から新しく「子ども・子育て支援制度」が始まりました。

消費税が10%に上がる話がありますよ?

この制度は、10%にあがって作られた財源7000億を使って運営していきます。

本当は1兆1000億円を確保したかったけど、できなかったので当面は7000億円で行うそうです。

用意した財源は今後、子育て支援、児童手当や幼稚園などの施設に使われます。

この新しい制度で大きく変化するのは、幼稚園などの施設利用方法です。

【保育園・幼稚園に通うには、”認定証”が必要?】

新しくなった利用方法は、介護保険制度によく似ています。

□介護保険制度

お年寄りの要介護度の申請をします。

認定されると、決められたサービスを利用することができます。

□子ども・子育て新支援制度

保育園・幼稚園などの施設を利用するには、「支給認定」の申請をします。

認定区分が5つに分かれていて、子どもの年齢・親の働く時間・保育の有無から区分が選ばれます。

まずは3つの区分に分かれます。

・1号・・・年齢は3~5歳、保育の必要はなし
・2号・・・年齢は3~5歳、保育の必要あり
・3号・・・年齢は0~2歳、保育の必要あり

ここから更に区分が分かれます。

2号・3号の保育が必要なお子さんは、親の働く時間を2つの区分に分けます。

・短時間・・・働く時間が1日8時間以内
・保育標準時間・・・働く時間が1日11時間以内

この合計5つの区分から認定を受けます。

□認定を受けたら、施設や自治体に申し込める

認定証の発行まで、認定を受けてから最長30日かかるのが法律で決められています。

時間がかかるので、なるべく早めに申請しましょう。

認定を受けたら、区分や1ヶ月あたりの使用できる保育時間を記載した「認定証」カードが届きます。

認可保育園や認定こども園に入るには、絶対に「認定証」が必要です。

いまは認可じゃなくても、これから新しい制度で運営される保育園や幼稚園の場合もあるので、認定証は用意しておくのが安心です。

□幼稚園でも認定証が必要

新制度になると、幼稚園も3種類に区分されます。

①いままで通り、補助金で運営する幼稚園

②新しい制度を使って運営する幼稚園

③これから認定こども園になる幼稚園

補助金で運営する幼稚園なら、「保育認定」がなくても申請できますが、新しい制度に関係する②と③は「保育認定」が必要です。

②の場合は、先に幼稚園に入園申請を行います。

申請すると、幼稚園側で保育認定を一括して申請してくれます。

③の場合は、事前に保育認定が必要です!

幼稚園に申請するまえに、必ず保育認定を受けましょう。

*自治体によって手続き方法が変わるので、入園したい幼稚園に確認しておくと安心です。

【認定証はあくまで許可証?】

認定証は、新制度が運営する施設を使える”許可証”ですが、必ずみんなが施設を利用できるわけではありません。

待機児童が多い地域では、今まで通り厳しい状況が続きます。

現在、新制度の運営する保育園に入れていても、引き続き利用するためには「保育認定」を毎年受けないといけません。

まだ利用施設も充分ではありません。

準備期間をしっかり作って、候補をいろいろあげて対策を作っておきましょう。

【認定こども園とは?】

認定こども園は、保育と教育をおなじ施設で受けられます。

簡単にまとめると、保育園と幼稚園が合併した施設のことです。

対象年齢は0~5歳までと、保育園とおなじように小さい頃から入ることができます。

2歳以上になれば、保護者のどちらかが働いていなくても施設を利用することができます。

なので、保護者の就業状況が変わっても、継続して認定こども園を利用することができます。

認定こども園を利用できる時間は、短期間と長時間の2つがあります。

【子育て支援のQ&A】

Q1.こども・新子育て支援は、ママとパパが両方働いてないと利用できない?

A.新しい制度が導入されましたが、今まで通り保育園や幼稚園などの施設や支援センターは利用できます。

子どもが3歳未満でも利用できる施設があるので、共働きじゃないから・・・とあきらめないで、一度相談にいきましょう。

Q2.一時的にこどもを預けるときも、保育の必要性認定が必要?

保育の必要性認定を受ける必要はありません。

利用するサービスに応じて、必要になる一定の申請手続き
のみで大丈夫です。

Q3.受けられる支援を確認したい

A.市町村の子育て支援を担当する窓口に問い合わせると、詳しく教えてくれます。

わからないことがあったら、窓口に相談して子育て支援を活用しましょう!

【まとめ】

以上が、2015年から新しく導入された子ども・子育て新支援制度の紹介です。

・新制度の運営する施設を利用するには、認定証が必要
・認定区分は5つに分かれる
・認定からカードの発行まで、最長30日かかる
・幼稚園でも保育認定が必要な場合がある
・3~5歳なら、両親の就業状況に関わらず認定こども園を利用できる

子ども・子育て支援を利用できるように、早め早めに窓口に相談・準備をしましょう!

参考資料「http://touch.allabout.co.jp/gm/gc/439145

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