1人暮らしや家事をしていて億劫に感じてしまうお掃除。
やりたくない日や面倒くさくてサボりたい日もありますよね。
でも、家がきれいだと気持ちも明るくなります。
今回は、毎日の掃除が楽にきれいにできる方法を提案します。
気がついたときにできる、ながら掃除のコツとは?
最初にながら掃除について紹介します。
電話をしているときや、テレビをみているとき、汚れに気付いたときながら掃除ができれば、毎日の掃除も軽くできます。
ながら掃除のために以下を意識しましょう。
□掃除道具を1カ所にまとめず、個々に置く
(手の届くところにおいておく)
・コロコロローラー
・フローリングモップ
・手で持てるモップ
100円ショップでそろえることができます。
掃除機をかけるよりも簡単で、電気代の節約ができます。
□掃除用具をしまう場所は、いちばん高い位置を選ぶ
□なるべく床にものを置かない
□物の配置をするときに、使うモップが入る隙間を開ける
できる範囲でかまいません。
いちばん上の項目を実践するだけで、楽になります。
簡単なお掃除に最適!の重曹とは?
まずは重曹の紹介です。
・重曹は炭酸水素ナトリウムでできている白い粉
・弱アルカリ性
・肌に低刺激で、ペットや赤ちゃんにも危害がない
・粒子が細かいので、傷がつけずに掃除ができる
・掃除のときは継続的に使うので、肌荒れ防止に手袋をする
使えないものもあります
・木製品(研磨剤で削れてしまう心配があるう)
・竹製品、漆塗り(デリケートな作りなので)
・アルミ製品(黒ずんでしまう)
重曹は、油汚れを浮かしてくれる効果と脱臭効果があります。
重曹を使った掃除を始めてみましょう
おすすめ!重曹のお掃除活用法!
重曹の使い方は3つあります。
・そのまま粉で使う
・スプレーにする
・ペーストにする
□キッチンでの使い方、鍋のこげつき
こげついた鍋を洗うのはすごく大変!
とれなくてあきらめたことがありますが、重曹を使うと簡単にとれます。
鍋にそのまま粉をふりかけて、湿らせたスポンジで擦ってください。
すぐにとることができます。
□キッチンでの使い方、排水口
粉をふりかけて、その上からお酢(クエン酸)をふりかけると、泡がぶくぶくでてきて汚れを取ってくれます。
30分ほど放置してから洗い流してください。
重曹とお酢(クエン酸)を足しても発生するのは二酸化炭素です。
一応使うときは、換気扇を回しましょう。
おふろの排水口もこの方法できれいにできます。
重曹とクエン酸をあわせて放置して流すだけで、まな板の除菌もできます。
□電子レンジの汚れ
電子レンジの汚れはスプレーで簡単に落とせます。
スプレーの作り方は、200mlの水に1スプーンの重曹を混ぜて溶かします。
電子レンジの汚れにスプレーを吹きかけて、約2分ほど加熱すると簡単に拭き取れます。
□ガスコンロのお掃除
ガスコンロの頑固な汚れは、重曹と水を2:1で割ったペーストをつけて放置してからこすると落ちます。
スプレーをかけて、布巾やキッチンペーパーでふき取る方法もあります
□大掃除の簡単掃除
換気扇の油汚れを落とすためには重曹が効果的!
重曹と水を2:1で割ったペーストを換気扇のよごれにぺたぺたつけて、30分放置します。
油を浮かしてくれるので、スポンジで軽くこするだけで簡単に落とせます。
□電気ポットのカルキ抜き
電気ポットに重曹とお酢を大さじ2肺ずつ入れて、水を規定まで入れて沸騰させます。
1時間保温してから、ノズルからお湯抜きをすることを2回繰り返したら完了です。
□トイレの簡単掃除
トイレの便器にできる輪っかは、排水口の掃除とおなじ方法でとることができます。
いつものお掃除は、重曹のスプレーをかけて放置して流す、壁や床はクエン酸スプレーをかけて拭くだけで完了です。
クエン酸スプレーの作り方も、重曹スプレーとおなじです。
ひどい汚れのときは、濃いめに3スプーン入れてください。
□おふろの簡単掃除
余った湯船のお湯に、重曹を1スプーン入れてよく溶かしてから、蓋や椅子や桶など全部を漬け置きします。
入り終わったらすぐに漬け置きして、朝になって時間が出来たときに軽く擦って流せば完了です。
ほかには、重曹スプレーをかけてこする方法もできます。
クエン酸は水垢を落とすのに最適なので、鏡などの水周りにスプレーをかけてサランラップやキッチンペーパーを付けておくだけで掃除が完了します。
□洗濯槽の掃除も簡単
洗濯機の中に、重曹とお酢(クエン酸)を1スプーンずつ入れて10分間回すと掃除ができます。
□フローリングの掃除もこれだけで!
床掃除も、重曹スプレーをかけて拭き掃除するだけで完了です。
重曹とクエン酸又はお酢だけで、床・キッチン・トイレ・お風呂の掃除ができます。
掃除用洗剤を少なくできるので、ついでの掃除もやりやすいです。
金銭面でも節約できるのがうれしいですね。
重曹との併用で大活躍!クエン酸の特徴とは?
重曹のときの紹介も含めて、特徴を知りましょう。
・お酢、クエン酸の性質は酸性です
・水垢や水周りの汚れに向いています
・重曹と混ぜても危険はないです(二酸化炭素になる)
・塩素系と絶対に混ぜてはいけません(有毒ガス)
・使い方は重曹とおなじで、スプレーなど3つの使い方ができる
塩素系以外に使用できないのは?
第一に、塩素系と一緒に使うのが危険なことだけは忘れないでください。
・鉄製品(錆びます)
・人造大理石(溶けたり、白くなります)
とくにお風呂場に使われていることが多いので注意してください。
クエン酸は臭い消しにも使えます。
玄関や生ゴミを捨てるゴミ箱にスプレーを吹きかけると、気になる臭いを消すことができます。
余裕があれば、三角コーナーにもスプレーしましょう。
玄関は臭いが敏感になるところです。
自分の家の臭いは分からないけど、他人の家に行くと玄関の臭いはすぐに気付くし、印象もそこで決まります。
出掛けるときに消臭できるように、スプレーを1つ玄関にも用意しましょう。
まとめ
家のお掃除が楽にできたら、時間にも気持ちにも余裕が作れます。
気付いたときにできる、放置をして流す・軽くこするだけでできる、掃除用具がそのまま他のところでも使える、ことが便利で掃除を簡単にしてくれます。
ぜひ、重曹とクエン酸を掃除に活用しましょう。