~目次~
1.エアコンの大きさ
2.エアコンVS扇風機
3.エアコンVSヒーター
妻「あ~あつ~い~もう限界~」
夫「エアコンつければいいのに」
妻「まだプライドが許さない…7月までは…我慢!」
みなさん、一年でどれくらいエアコンを使っていますか?半年?9ヶ月?はたまた一年中?
エアコンは今や快適に生活するために手放せない存在になっていますよね。節電が推奨される世の中ですが、暑いのも寒いのも我慢するにも限界があります。
今回は【エアコンのお得な使い方】についてご紹介いたします。無駄に電気代がかかる使い方、してませんか?無理な我慢をせず、エアコンの使い方についてもう一度考えてみましょう。
1.エアコンの大きさ
普段私たちが生活するなかで、エアコンについて考えることなんてほとんどないですよね。リモコンでスイッチを入れたら部屋を涼しくも暖かくもしてくれる機械。それがエアコンです。
エアコンの正式名は【エアーコンディショナー】です。そのまま訳せば空気のコンディションを調整してくれる機械ですよね。このエアコンは使用する部屋の大きさによって違うものを用意します。これ、常識ですね。例えばですが…
⚫14畳の部屋に8畳用のエアコンをつけるとどうなるの?
→エアコンが常にフル回転してもなかなか部屋が適温になりません。扇風機と併用しても電気代は高くつく一方です。大人しく部屋のサイズに合ったエアコンを買うのがベスト。
⚫逆に8畳の部屋に14畳用のエアコンをつけるとどうなるの?
→大は小を兼ねるといいますが、部屋を冷やすまでにかかる電気代はもちろん8畳用のエアコンより高くなります。しかし、その後ずーっとつけっぱなしにするのならあまり電気代に大きな差はつかなくなってきます。つけたり消したりが多いのならおすすめしません。
…なるほど。
やはり部屋に合ったものを選ぶのが一番良いようですね。しかし買い換えに予算がない!という時は、【大は小を兼ねる】パターンなら、使用もアリかもしれません。
2.エアコンVS扇風機
夏場、気温によってエアコンを動かすのか扇風機を動かすのかで悩むときがありますよね。イメージでは扇風機の方が省エネですが、実際にはどうなのでしょうか?
⚫エアコンと扇風機、省エネなのはどっち?
一般的なエアコンと最新の扇風機を比較すると、消費電力はなんと【扇風機がエアコンの1/10!】というデータがあります。1ヶ月ずっとエアコンをつけると2,000円以上かかりますが、DCモーター仕様の扇風機だと200円でおさまるんだとか!驚きですよね。
⚫効率の良い運転方法
エアコンを効率よく運転させるには、はやく室温を下げることが大切。エアコンが一番電力を消費するのが運転させる瞬間です。いったん部屋が涼しくなればあとは勝手に運転強度を調整してくれるので、いかに早く効かせるかが重要になってくるのです。
そのために
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★部屋のドアを明け閉めしない
★カーテン等直射日光は遮る
こんな地道な努力が大切になります。扇風機を使って早く室温を下げてしまうのもオススメ。W稼働でも室温を早く下げてから扇風機を切れば、十分に節約になります。
⚫扇風機はこんな時にオススメ
扇風機は、上記のようなエアコンのサブ目的以外でも…
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★風がある日、窓からの風を室内に送り込むように設置する
★羽の前に凍ったペットボトルを置く
★就寝時に部屋の空気を撹拌する
このように設置することで涼感を得ることができます。電気代を徹底的に節約!という場合オススメです。筆者も若い頃は扇風機のみで夏場の電気代を900円に抑えたものです…。(とくに凍ったペットボトルはオススメですよ♪)
3.エアコンVSヒーター
夏場と違って冬場は暖房手段が多いですよね。ヒーター、ストーブ、こたつ、などなど暖まる手段って色々です。
⚫冬場の省エネ暖房器具は?
どの暖房器具が一番節約になるのか。実はエアコンと、ヒーター達を比べるのはちょっとナンセンス。暖め方に大きな違いがあるので、一概にどちらが良いとは言いにくいのです。
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★広い空間を暖めたい時…エアコン
★狭い空間を暖めたい時…ヒーター
★暖めたい場所が一部分…ストーブ
おおまかですが、使用の目的によってこのように分類できます。
エアコンは部屋全体を暖めたい時には一番使いやすいです。消費電力も実は他と大きな差がありません。セラミックファンヒーターやカーボンヒーターを最強設定で長時間使うなら、エアコンを23~25℃設定にして使う方がお得かと思います。
⚫エアコンは自分が暖まればスイッチオフ!
夏場と違って冬場は、自分が暖まって布団や毛布にくるまってしまえば周りの温度はあまり気にならなくなります。
就寝時、寝る前だけ部屋を暖めて布団に入ったらエアコンのスイッチオフ!朝まで布団ぽかぽかで寒さも気になりません。
筆者は冬場でもエアコンをつけるのは就寝前の一時間のみ。あとはヒーターで自分の周りだけ暖めています。冬場の電気代は暖房器具の使い方で大きく変わりますよ!
さいごに
エアコンは自分の使い方次第で節約を追求できる家電かな、と思います。
毎年毎年新しい型が出てきますが、節約になるポイントは
【部屋に合った大きさ選び】
【つけたり消したりを頻繁にしない】
【扇風機や、他の暖房器具と役割分担する】
です。
馴れないうちはつい何も考えずにエアコンのスイッチを入れてしまいますが、「本当に今エアコンが必要か?」考えてみてください。少しの工夫で電気代は下がりますよ!
エアコンをお得に使って、家計に優しくなりましょう!