~目次~
1.WAKODO
2.森永
3.明治
4.ビーンスターク・スノー
5.アイクレオ
6.雪印
赤ちゃん用品店はかわいさのパラダイス。
どこを見ても小さくてかわいいものばかり。そんな光景にキュンキュンしながらミルクコーナーに行くと
デン!
デン!!
デン!!!
棚にところ狭しと並ぶミルクの
カン!
カン!!
またカン!!!
びっくりする程、色んな種類のミルク缶で溢れています。【人間】という一種類の生物に与えるものに、このバリエーション。どれを買ったらいいのか悩んでしまいます。
今回は、現在販売されているミルクを【メーカー別に比較】してみました。どこのミルクを買おうか悩んでいるプレママ、新米ママは
是非参考にしてくださいね。
⚫…通常ミルク
■…フォローアップミルク
⚪…アレルギー予防ミルク
1.WAKODO http://www.wakodo.co.jp/product/babyfood/
言わずと知れた、赤ちゃん用品の老舗メーカーです。迷ったらなんとなくこのメーカーのものを買っておこう、というママもいるんじゃないでしょうか。
⚫はいはい
主要の栄養素がバランスの良い粉ミルク。母乳にはないβ-ラクトブログリンを減らし、感染予防、免疫力を高めるラクトフェリンを配合している。甘さは控えめ。
■ぐんぐん
値段が安い割りにバランスよく栄養が配合されている。味はあっさりめ。他のメーカーより少しβカロテンが少ない。
2.森永 http://www.hagukumi.ne.jp/products/
こちらも、有名メーカー。今回紹介していませんが、食物アレルギーや、乳糖不耐症などの疾患用の粉ミルクも多く開発しています。
⚫はぐくみ
ラクトフェリンに加えて、脳や神経によく効くスフィンゴミエリンが入っている。他のメーカーと違い二種類のオリゴ糖を使用していて、母乳に近くなっている。
⚪E赤ちゃん
はぐくみをベースに、より消化吸収しやすくしたもの。ただ、乳糖を配合しているので乳糖不耐症には向かない。
■チルミル
はぐくみをベースに、フォローアップミルクでは唯一スフィンゴミエリンを配合。
3.明治 http://catalog-s.meiji.co.jp/products/baby_mother/milkpowder/
こちらも言わずと知れた有名メーカー。迷った時に手に取りやすいと思います。
⚫ほほえみ
母乳に含まれるカルニチン(成長に必要な栄養素)が入っている唯一の粉ミルク。感染予防に効果のあるラクトアドヘリンも入っている。
■ステップ
鉄分、ビタミン、カルシウムをバランスよく配合している。DHAや葉酸が他のメーカーよりも多く含まれている。
4.ビーンスターク・スノー http://www.beanstalksnow.co.jp/product/
このメーカー、妊娠するまで知らなかった、という人もいるんじゃないでしょうか。平成14年設立の業界では新しめの会社です。
⚫すこやか
他のメーカーにはない独特の配合。母乳に含まれる免疫力を高める効果のあるリボ核酸、ウイルス感染を予防するシアル酸などがある。缶にもこだわり、側面が抗菌加工されている。
■つよいこ
こちらは他のメーカーと大差のないオーソドックスな配合の粉ミルク。側面は、すこやかと同じく抗菌加工されている。
5.アイクレオ http://www.icreo.co.jp/product/
こちらも、あまり耳にしないメーカーですが、グリコグループの会社です。ペプチドミルクも発売していましたが、生産が終了したとのことです(※2015/9/7)
その他、低出生児用のミルクも販売しています。
⚫バランスミルク
初乳に多いβカロテンが他のメーカーよりも多く含まれる。母乳に近い味がするので甘く感じる。
■フォローアップミルク
こちらも甘めの仕上がり。免疫力を高めるヌクレオチドが他のメーカーよりも多く含まれるが、DHAが配合されていない。
6.雪印 http://www.snowbaby.jp/sp/
乳製品のイメージが強いメーカー。粉ミルクも販売しています。他のメーカーと違って3文字の商品で、目を引きやすいですね。
⚫ぴゅあ
成長作用の強いアルギニンを配合している。また、各種栄養素を母乳に近い様に配合している。
■たっち
あまり流通していない商品だが、値段の割りに内容量が多い。各種栄養素が均等に配合されている。
さいごに
…多いですね!
調べてみて分かりましたが、どこのメーカーも赤ちゃんのことをよく考えています。どこのメーカーを選んでも間違いではないので、赤ちゃんの成長で重視してあげたい点を選んでメーカーを決めると良いのでは、と思いました。
赤ちゃんの味の好みもそれぞれです。あっさりめのWAKODO製品を飲んでくれなければアイクレオに変えてみる、など個々の対応が必要になってきます。最初からいきなり大きい缶を買うのではなく、小さいサイズから試してみるのが良いでしょう。
また、赤ちゃんにミルクアレルギー、牛乳アレルギーや卵・大豆アレルギーが発覚したら、ご紹介した粉ミルクは使用出来ません。お医者さんの指示に従って、赤ちゃんに合った特殊粉ミルクを使用しましょう。
参考になったでしょうか。
完全母乳で育てようと思っていても、いつ何時ママにトラブルが起こるか分かりません。粉ミルクの知識を勉強して、備えておくことも大切です。
どのメーカーにするか吟味して、赤ちゃんのお気に入りのミルクが見つかると良いですね♪