~目次~
1.姓名判断をするということ
2.赤ちゃんの姓名判断~男の子~
3.赤ちゃんの姓名判断~女の子~
4.良い画数にならない場合は…
【名前】
それは、人生において自分を表す記号です。
亡くなるまでうん十年と付き合っていくものなので、自分の子供につける名前もよく考える方が良い、と筆者は思います。
赤ちゃんが生まれると最初にプレゼントしてあげるものが【名前】ですよね。
今回は、昔から名付けの指標となる【姓名判断】についてお伝えします。
姓名判断の意味、男女によっての違いをご紹介するので、これから名付けをするパパさんママさん、ちょっと覗いていってみてください♪
1.姓名判断をするということ
最初に言ってしまいますが、姓名判断は必ずしなければならないものではありません。しかし平成の世になっても重要視されているのには理由があります。
姓名判断は占いの一種なので【科学的根拠】はありません。ではどうして多くの日本人はまだ姓名判断をしているのでしょうか?
姓名判断の字画占いでは 氏名の画数から足し算して「天格・人格・地格・外格・総格」の運勢を占います。
天格は名字のみの計算になるので、赤ちゃんの名付けにはあまり関係ありません。
赤ちゃんに良い名前を思いついたら、ひとまずネットで姓名判断をしてみましょう。「姓名判断」で検索するだけで
幸福の姓名判断【 http://www.koufuku.ne.jp/happyseimei/ 】
いい名前ネット【 http://enamae.net/ 】
21世紀の姓名判断命名navi【 http://www.naming.jp/ 】
などなどたくさんのサイトが表示されると思います。
これらネットの無料診断は、サイトによって結果がまちまちです。姓名判断にも流派があるようで、画数の計算法が違うことからそうなります。複数のサイトで良い結果になると、安心な名付けと言えそうですね。
日本人は【縁起】をとても気にするので、わざわざ運勢が良くない名前を赤ちゃんにつけたくない、と考えます。名前の運勢で人生が左右されることはない、と半信半疑に思いつつ、せっかくなんだから良い名前をつけたい、という親心が姓名判断の普遍性を支えているのです。
2.赤ちゃんの姓名判断~男の子~
赤ちゃんの名前を考える時、どの運勢を重視するべきか、パパママの願いによって違うと思います。
男の子は、現代の日本では、多くの場合一生名字が変わらないことがほとんどです。名字の最後の文字と名前の最初の文字を合わせた
【人格】… 家庭・仕事・結婚運、中年期の運勢
総格から人格を引いた画数の
【外格】… 家族や職場などの外因的要素、対人関係・社会的環境一般の運勢
も一生変わらないことになるので、どんな風に成長して欲しいかで、慎重な名付けが必要かと思います。
また、名前の総画数で決められる【地格】は幼少期の運勢を表し、その人の成長過程に強い影響を与えます。人からどう見られるかもこの【地格】によって左右されるので、良いスタートを切らせたい場合は【地格】を優先して名付けてみましょう。
3.赤ちゃんの姓名判断~女の子~
逆に女の子は、【人格】や【外格】、また氏名の総画数である【総格】にこだわって名付けても、名字が変わってしまうかもしれません。そうなると全ての計算が変わるので、とくに晩年に影響する【総格】はあまり気にしなくても良いのかもしれません。男の子と同じく【地格】を重視して良い幼少期を送ってもらうのが、分かりやすい名付けのポイントではないでしょうか。
ちなみに明治安田生命の発表による、2015年の女の子の名付け人気ランキングは
1位 葵(あおい)
2位 陽菜(ひな/はるな)
3位 結衣(ゆい)
4位 さくら(さくら)
5位 凛(りん)
6位 花(はな)
7位 結愛(ゆあ)
7位 花音(かのん/はなね)
7位 心結(ここな)
7位 陽葵(ひまり)
となっています。漢字一文字の場合は【地格】の計算方法が変わるのですが、この中で良い【地格】とされる名前は花音、心結の二つ。16画や21画が【地格】の大吉なので、こだわる場合は色んな漢字を調べてみましょう。
4.良い画数にならない場合は…
筆者も娘の名付けの時に長い時間悩みましたが、最高の名前なんてものはそうそうありません。地格が良いけど外画がだめ、人格は良いのに総格になると凶…こんなのばかりです。
このような名付けの沼にはまってしまうと、楽しいはずの名付けが苦しいイベントになってしまいます。最初に言いましたが、姓名判断には科学的根拠はないんですよね。もし、赤ちゃんが人生を生きていく上で恋愛に失敗したり仕事で失敗しても、「名前が悪かったからだ!」と名付けのせいにするのもちょっと違う気がします。
そう、姓名判断はあくまで「できるだけ、良い人生になってくれたらなあ」という、親心の一つなのです。良い画数にならないからって、頭を抱える必要はありません。悩みに悩んで赤ちゃんのためにつけた名前なら、それだけで赤ちゃんは、幸せな人生に1歩近づくはずです。
さいごに
赤ちゃんの姓名判断、やりだすと止まらなくなると思います。やっぱり最愛の我が子のことですから、パパもママも必死に考えますよね。
ですけど、考えすぎて画数だけが良い思い入れのない名前にしてしまったり、全く読めない難読名にしてしまってはもとも子もないのです。
ちょっとだけ肩の力を抜いて
「良い人生を歩んでくれたら」
そんな穏やかな気持ちで、赤ちゃんの姓名判断をしてみてくださいね。