麦茶が赤ちゃんにいいって本当!?赤ちゃんに麦茶が向いている理由とおすすめの飲ませ方まとめ

赤ちゃん麦茶

赤ちゃんに麦茶が向いているって本当でしょうか?もし飲ませるなら普通の麦茶でいいのでしょうか?今回は麦茶がいいといわれる理由と赤ちゃんにおすすめする麦茶の飲み方を紹介します。

【麦茶が赤ちゃんに向いている理由は?】

赤ちゃんに向いている理由は3つあります。

1つ目は他のお茶とはちがい、麦茶はカフェインを含んでいないこと、2つ目は豊富なミネラルが含まれていること、3つ目は体に溜まった熱を外に出させる作用があることで、体温調節が上手にできない赤ちゃんを助けてくれます。

ミネラルが豊富であり、赤ちゃんの体温調節ができる、カフェインを含まない麦茶は赤ちゃんに推奨される飲み物なのです。

【赤ちゃんはいつから麦茶を飲める?】

赤ちゃんに麦茶を飲ませるのは離乳食を始めたときといわれているので、生後4~6カ月の間に離乳食と一緒に麦茶を始めてみるのがいいでしょう。

生後2カ月から始めても問題ないといわれていますが、麦茶の味を嫌がったり乳頭混乱を起こして飲めないことがほとんどなので、離乳食を始めるまでは無理に飲ませる必要はありません。

【麦茶は赤ちゃんにいる?いらない?】

赤ちゃんに必要な理由

赤ちゃんには必ず麦茶を飲ませなければいけない!というわけではなく、赤ちゃんに必要な水分は母乳やミルクから摂取できています。しかし麦茶をおすすめする理由は赤ちゃんの虫歯予防ができることと、離乳食を始める前に他の味にも慣れさせる準備などがあります。

離乳食を始めると気になるのが赤ちゃんの虫歯です。この時期はまだ歯磨きが必要ではありませんが、歯に残った食べカスをそのまま放置するのは虫歯の原因になり危険です。食後に麦茶を口に含むだけで虫歯予防につながるので、歯磨きができるようになるまでは食後の麦茶を赤ちゃんの習慣にしていきます。

赤ちゃんに不要な理由

離乳食を始める頃には麦茶が必要ですが、それ以前の場合は麦茶で水分補給をとる必要がないというのが不要な理由です。

赤ちゃんはミルクと母乳だけで必要な栄養と水分をしっかりとることができるため、麦茶を飲ませないと水分が足りない!ということはないので安心してください。

【赤ちゃんにおすすめの麦茶の飲ませ方】

赤ちゃんに飲ませる適切量は?

最初のうちは麦茶の味に慣れていないので、スプーンで1口ずつ飲ませるなど少しの量から始めて行きましょう。徐々に味に慣れてきたらスムーズに飲めるようになっていきます。

赤ちゃんに飲ませないといけない規定の量は決まっていなくて、基本的に赤ちゃんが欲しがる量を飲ませていいと言われていますが、一度にたくさんの量を飲ませてしまうとお腹が緩くなるので注意してください。

飲ませる麦茶は?

大人が飲むのと同じ麦茶を与えてしまうと苦みが強すぎてしまうので、赤ちゃん用に薄く苦味が極力ない麦茶を用意しましょう。おすすめは自宅で作る方法です。理由はお湯で煮だすときに赤ちゃん用の薄さに調整しやすいことと、沸騰することで殺菌消毒も一緒にできるからです。

煮出した麦茶の保存期間は24時間なので必ず飲みきってください。大人とおなじ麦茶でも沸騰したお湯で濃度を薄めてあげれば大丈夫です。

他には市販の赤ちゃん用濃縮エキスやペットボトルを購入する方法もありますが、麦茶のペットボトルには甘味料などの添加物が多く含まれているため、飲ませすぎると赤ちゃんによくありません。なので、いちばん安心に与えられる麦茶パックをぜひ活用ください。

麦茶の始め方:母乳育児の場合

母乳育児の赤ちゃんの場合、麦茶はスプーンを使って離乳食とおなじように少しずつ与えてください。哺乳瓶やマグを使って飲ませようとすると「ママのおっぱいとちがう!」と乳頭混乱になり拒否反応を起こすことがあるからです。

麦茶の始め方:ミルク育児の場合

ミルク育児の場合は反対に哺乳瓶やマグで飲むことに慣れているため、麦茶も飲ませやすいと言われています。しかし、長時間の外出をするときは雑菌の繁殖を防ぐために麦茶を入れたままにせず、数時間おきに必ず洗浄し新しい麦茶と交換してください。

母乳で育てる赤ちゃんもミルクで育てる赤ちゃんも、麦茶の味に慣れてきたらぜひ一度ストローにトライしてみてください。意外に、初めのうちからストローで麦茶を飲めちゃう赤ちゃんも多いのです。

もしトライしてみて嫌がるようなら今まで通りスプーンや哺乳瓶を使うかたちで、また様子を見てストローにチャレンジしてみてください。

【まとめ】

赤ちゃんの麦茶は離乳食の虫歯予防だけでなく、卒乳した赤ちゃんにも活躍します。寝起きのときや遊んだ後、エアコンを使用している部屋にいたときの水分補給や大泣きした後の赤ちゃんにもおすすめです。たくさん泣いた後は涙で水分を失っています。麦茶で水分補給をしながら気持ちを落ち着けることができるので、ぜひ麦茶を活用してください。

徐々に麦茶を飲む量が増えてくればミルクを作る手間も減ってくるので育児をがんばるママにも大変おすすめなアイテムです。

以上、赤ちゃんに麦茶がむいている理由とおすすめの飲ませ方の紹介でした。

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