赤ちゃんのしゃっくりの原因は?正しい止め方まとめ!

赤ちゃん しゃっくり

赤ちゃんの突然のしゃっくりに焦ったことありませんか?

赤ちゃんのしゃっくりは頻繁に起こります。

焦って困らないように、しゃっくりが起きる理由と正しい止め方を知っておきましょう。

【赤ちゃん・新生児にしゃっくりが起こる理由は?】

しゃっくりの仕組みは、お腹の中にある横隔膜がけいれんすることで起こります。

横隔膜のけいれんは一時的のものなので、時間がたてば治まります。

赤ちゃんの横隔膜は未熟なので、大人よりもけいれんが起きやすいのです。

横隔膜は膜のように薄い筋肉で、ちょっとした刺激でもけいれんします。

赤ちゃんの場合は以下の理由があげられます。

    ・おむつが蒸れて冷たい、寒い、不快感
    ・授乳時に空気が入り込んだ
    ・飲み物を飲んだときの刺激

その他にも様々な原因があり、しゃっくりの理由を特定するのは難しいです。

頻繁に起こるしゃっくりですが、成長するにつれて横隔膜が発達するので、しゃっくりが起こりにくくなります。

【赤ちゃんのしゃっくりを止める方法とは?】

赤ちゃんのしゃっくりは意外にも、大人が心配するほど苦しくありません。

一時的なものなので、赤ちゃんのしゃっくりも自然と治ります。

だけど、呼吸ができないほど苦しんでいるときはすぐに止めてあげましょう。

赤ちゃんのしゃっくりを止めるいちばんの方法は、”原因を解消してあげる”ことです。

・おむつが蒸れているときは交換する

・体が冷えているときは、お腹を温める

・授乳後のしゃっくりは、げっぷをさせる

・うすめた麦茶や母乳を飲ませる

やってはいけない止め方もあります。

□驚かせる

赤ちゃんにこの止め方は効きません。

驚いた反動で泣き出すと呼吸困難の心配がでてくるので、絶対しないでください。

□うつぶせに寝かせる

うつ伏せは赤ちゃんに大きな負担をかける寝かせ方です。

窒息死する恐れもあるので、しゃっくりしているときは絶対にしないでくださ。

もしやむを得ずうつぶせに寝かせるときは、絶対目を離さずに短い時間にしましょう。

□くしゃみ

鼻の粘膜を傷つける恐れがあるので、無理にさせるのは避けましょう。

【上手なげっぷの出させ方】

げっぷを上手に出させる抱き方は2通りあります。

□座って赤ちゃんを抱く方法

①まずは赤ちゃんを抱いてソファに浅く座ります。

②ママの肩に赤ちゃんの胸あたりがもたれるように、縦抱きをします。

③赤ちゃんの頭をママの肩に預けたら、背中を優しくとんとんしましょう

※まだ首が座る前は、背中の上あたりを支えるとバランスがとりやすくなります。

□立って赤ちゃんを抱く方法

①赤ちゃんの頭を左手で抱え、右腕に赤ちゃんのお尻を乗っけます。

②このときに、赤ちゃんの背中を丸めて抱っこするとげっぷが出やすくなります。

③赤ちゃんの膝の位置はお尻より高くしてください。

■注意点

・たたく強さに注意する

じぶんが思うよりも、大人の力は赤ちゃんには強すぎます。

たたく力が強すぎると、赤ちゃんの体が硬直したり、飲んだミルクを吐き出すことがあるので注意してください。

・ママの肩にガーゼやタオルを準備する

げっぷと一緒にミルクがでることがあります。

汚れても大丈夫なように、ガーゼやタオルを準備してください。

・げっぷが出ないときはママの角度を変える

げっぷが出にくいときは、”ママの角度だけを変えて”赤ちゃんのベストの角度を見つけましょう。

赤ちゃんによってベストな角度が違ってきます。

■げっぷが出ないときのさすり方

背中をとんとん優しくたたく他に、空気を押し出すように背中からうなじをさすってあげると出やすくなります。

ママの手でさすると赤ちゃんの体が温まるので、しゃっくりを止めるのに効果的です。

■途中で赤ちゃんが寝てしまったら

・体を右側にして寝かせます。

仰向けにすると、げっぷといっしょに出たミルクが気管に入り込む恐れがあります。

窒息死を引き起こすので、げっぷをまだしてないときは右側を下にして寝かせましょう。

丸めたタオルを背中におくと、体勢を保ちやすくなります。

【病院に行く必要は?】

頻繁にしゃっくりが起きたり続く場合は、お腹に炎症や肺炎が起きている可能性があります。

以下の状態のときは、小児科で診てもらいましょう。

・頻繁に起こるしゃっくりで、元気がなくなってきた
・ミルクが飲めない、飲める量が減っている

肺炎やお腹の炎症が起こるのは珍しいケースなので、上記の様子がなければ心配いりません。

赤ちゃんのしゃっくりは、小さな刺激ですぐに起こります。

頻繁にしゃっくりが起きていても、赤ちゃんが元気そうにしていれば問題ありません。

【まとめ】

赤ちゃんのしゃっくりは頻繁に起こります。

横隔膜はお腹にあるとても薄い筋肉で、まだ未発達な赤ちゃんはしゃっくりを頻繁に起こします。

体調が悪くなる、ミルクが飲めない・飲める量が減ったときは病院に行きましょう。

それ以外のときは心配いりません。

しゃっくりを治すには、原因を解消するのがいちばんです。

なかなか原因を特定できないので、以下のことを試してください。

    ・おむつを交換する(蒸れが原因で起きる)
    ・お腹を温める(寒さが原因で起きる)
    ・母乳や飲み物(白湯や薄めた麦茶)を飲ませる
    ・げっぷを出させる

以上のことを試してください。

げっぷが出やすい角度を覚えておくと安心ですよ。

参考資料「http://192abc.com/31243

Sponsored Link
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
Sponsored Link