【赤ちゃんの部屋を安全に】湿度や暖房器具の使い方にも気を配って

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赤ちゃんの周りには危険がいっぱい

まだまだハイハイしかしないから…よちよち歩きしかしないから…などと油断している方はいませんか?実は、赤ちゃんの頃には家の中での事故や思わぬケガがとっても多いんです。家の中だから安心ということは決してありません。赤ちゃんの周りには常に危険がいっぱいだということを忘れないようにしましょう。

まず、覚えておきたいのは、赤ちゃんの視界と大人の視界はまったく違うということです。赤ちゃんは常に地面に近い低い位置にいるので、背の高い大人には気づきにくい危険なものや、触ってほしくないものにとても近い状態にいます。赤ちゃんがどんな世界を見て日々生活しているのかを知るために、大人も赤ちゃんと同じ目線になって部屋の中をしっかりチェックしてみましょう。

また、伝い歩きを始めた赤ちゃんには特に注意が必要です。大人が思うより、高い位置にも手が届くようになってきます。キッチンの調理台の上に置いてある鍋やフライパン、包丁など、まさかと思う場所に手を伸ばしてしまうこともあります。

つまり、赤ちゃんが成長するにつれて危険なものや場所もどんどん変化していくということになります。ハイハイからつかまり立ち、伝い歩き、よちよち歩きと、赤ちゃんが成長する段階に合った安全策を取ることが大切になってくるのです。

安全な空間作り

赤ちゃんが安全に過ごすことができるような空間作りをしましょう。部屋の中をよく見てみてください。コンセントはあかちゃんが触るととても危険です。使っていないコンセントに蓋をしておくグッズなどを利用してふさいでおきましょう。

また、机の角はまだ歩くことが上手でないあかちゃんが転んだりした時に頭を打つと大けがをしてしまいます。テーブルの角に貼ることができるクッション材を貼り、赤ちゃんがぶつかっても大けがをしないようにしておきましょう。

まだまだ手が届かないだろうと思っているキッチンカウンターやテーブルの上も、赤ちゃんはどんどん手を伸ばしていきます。少し高さのある椅子や台に上ることもあるかもしれません。キッチンにはできれば入れないように柵をするなどの工夫が必要です。

また、テーブルやチェストの上などに重い物や刃物など、赤ちゃんが触ると危険なものは置いておかないことが大切です。大人が飲む薬の置き場所にも注意です。

また、地面に近いところで生活している赤ちゃんは、地面に落ちているいろいろなものに気づきます。うっかり画鋲やボタンなどの小さなものを落として気づかずにいると、赤ちゃんが拾って飲み込んでしまう危険があります。ホコリやゴミをできるだけ取り除きながら、落ちているものがないか見ておくようにしましょう。

赤ちゃんはほんの数センチ溜まっている水でも溺れるといわれています。バスタブに水をためている家庭も少なくないことでしょう。お風呂場やトイレには勝手に入れないように気を付けてください。階段にも注意が必要です。

快適な空間作り

赤ちゃんが過ごしやすい快適な空間作りも大切なことです。夏の暑さや冬の寒さは、自分で体温調節をする機能が未熟な赤ちゃんにとってはとても過酷です。エアコンを上手に使って、暖房や冷房で室内を快適な状態に保ってあげましょう。

また、暖房を使うと室内はどうしても乾燥しがちになります。赤ちゃんがのどを痛めたり皮膚が乾燥しすぎたりしないように、加湿器を併用して湿度を上げてあげましょう。暖房器具や加湿器などが赤ちゃんの手の届く場所にあるととても危険です。これらのものの置き場所にも気を配りましょう。

お役立ちグッズを紹介

ここで、赤ちゃんが過ごす部屋を、できるだけ安全なものにするためのお役立ちグッズをいくつか紹介しましょう。

《INNOVATION FACTOR コーナーカバー》
テーブルなどの家具の角に取り付けておけるコーナーカバーです。強力粘着テープでしっかり貼り付けることができます。柔らかく弾力性に富んだ素材なので、頭などが当たっても大けがをすることを避けられます。

《赤ちゃん本舗 コンセントキャップ》
使っていないコンセントに差し込んでおくだけでカバーすることができます。感電やショートを防げて安心です。

《日本育児 ベビーゲート》
赤ちゃんに入ってほしくないキッチンや部屋の入り口に取り付けておくことができるベビーゲートです。突っ張って取り付けるタイプなので、柱や壁に釘やネジを使う必要がありません。開閉扉付きのガードなので、大人が出入りするのもラクラクです。

《p forest ワンタッチ回転式ベビーガードストッパー》
赤ちゃんが食器棚や吊り戸棚などの扉を勝手に開けないようにするためのストッパーです。付属の両面テープは、しっかりと貼ることができ、外したい時にはきれいに剥がすことができます。扉を開けたいときにはフックを持ち上げ、フックを下ろせば自動ロックがかかります。

他にも様々な安全グッズがあるので、赤ちゃんの成長に合わせて上手に利用してくださいね。

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