お母さんの強い味方!赤ちゃんの好き嫌い克服おにぎり4選

onigiri

離乳食も完了期になると赤ちゃんの好き嫌いもだんだんはっきりしてきますよね。お肉、お魚、お野菜の食いつきがイマイチで「うちの子、ほぼ炭水化物で育ってるんじゃないかしら!?」と毎日頭を悩ませているお母さんも多いはず。
それならいっそのこと栄養満点のおにぎりを赤ちゃんの献立にいかがでしょう?

なぜおにぎりなら食べてくれる?

離乳食完了期の1歳頃になると、赤ちゃんにも自我が芽生え、ごはんだって好きなものを自分のペースで食べたい、という欲求が出来てきます。スプーンやフォークで顔の前に規則的に差し出される食べ物がなんかイヤ、と赤ちゃんは思っているかもしれません。そこでおにぎりならどうでしょう。赤ちゃんは自分でつかんで食べられるし、大好きな炭水化物(お米)です。そしておにぎりの形状。小さくって丸っこい形が赤ちゃんの興味を引くので、赤ちゃんの食べてみようという気持ちを引き出してくれます。

おにぎりのメリット

上述のように赤ちゃんが食べてくれるだけで無く、お母さんに取ってもおにぎりは大いにメリットがあるんです。

簡単に栄養バランスを満たせる

まずはその簡単さ。本来おかずにしていたものを混ぜ込んでしまえばおにぎり1つでおかずとごはんの両方の栄養が摂れます。栄養ある材料を混ぜてにぎれば出来上がりなので他の献立に比べて手間暇がかかりません。

家事の時短

おにぎりにすれば使う食器や調理器具が少なくて済むので洗いものがぐっと減ります。また赤ちゃんに食べやすいサイズのおにぎりだとポロポロ食べこぼしも少ないので食後の食卓周りの拭き掃除もずいぶん楽になります。
あと、赤ちゃんが自分で食べてくれるのでお母さんも一緒に食事を楽しむ事ができますね。

気分転換

おにぎりにする持ち運びしやすいのでそのまま公園に持っていってお外でランチするなど赤ちゃんにとっても気分転換にもなり、食欲が増すかもしれません。

好き嫌い克服おにぎりレシピ

では、赤ちゃんの苦手食材を使った超簡単おにぎりレシピを紹介します。

①しらすと小松菜のゴマたっぷりおにぎり

《材料》

小松菜 1~2枚
しらす ひとつまみ
すりごまゴマ 少量
ごはん 赤ちゃんが食べる1食分
めんつゆ 少々(しらすに塩分があるので無くてもかまいません)

《作り方》

1、小松菜はみじん切りにし、めんつゆを加え(無くても可)フライパンでしんなりするまで炒めます。
2、小松菜に火が通ったらしらすを加え、軽くサッと炒め合わせます。
3、ごはんに2とゴマを加え、混ぜ合わせます。
4、赤ちゃんの食べやすい大きさに握れば出来上がり。

《ポイント》

最後にのりを巻いてもいいかもしれません。フライパンを使うのがちょっと面倒、という方は電子レンジで加熱してもOK。その際、食材がカラカラにならないように加熱時間に気をつけてください。

②にんじんとピーマンで作るカラフルおにぎり

《材料》
にんじん 1/2本程度
ピーマン 1/4~1/2個(ごはんの量に合わせて)
顆粒だし 少々
ごはん 赤ちゃんが食べる1食分

《作り方》

1、にんじんはすりおろし、ピーマンはみじん切りにします。
2、ピーマンを炒め、火が通ってきたらにんじんのすりおろしを入れ水分が飛びすぎない程度に軽く炒めます。
3、顆粒だしで味をほんのり付け、ごはんに混ぜ合わせます。
4、赤ちゃんの食べやすい大きさに握れば出来上がり。

《ポイント》

おにぎりを盛り付ける際にピーマンと相性のいいかつお節をちょこっとのせてあげると見た目と栄養バランスもさらにアップします。(嫌がる赤ちゃんもいるので様子を見てトライしてみてください。)

③タコライス風おにぎり

《材料》

プチトマト 2~3個
ミンチ肉 大さじ1杯程度
プロセスチーズ(赤ちゃんが食べられるチーズ) 大さじ1杯程度
ケチャップ 少々
ごはん 赤ちゃんが食べる1食分

《作り方》

1、プチトマト、チーズはみじん切りにしておきます。
2、ミンチ肉をフライパンで炒め、ミンチに火が通ったらプチトマトを加えケチャップで味付けし、ごく軽く炒めます。
3、ごはんに2とチーズを加え混ぜ合わせます。
4、赤ちゃんの食べやすい大きさに握れば出来上がり。

《ポイント》

プチトマトは加熱しなくてもOK食材ですので炒めすぎに注意してください。トマトの皮と種が苦手なお子さんでもみじん切りにすることで気にせず食べられるようになるかと思います。

④簡単チラシおにぎり

《材料》

卵 1個
鮭フレーク(無ければ焼鮭をほぐしたものでも) 大さじ1杯程度
きゅうり 2~3センチ
ゴマ 少々
らっきょう酢 少々
ごはん 赤ちゃんが食べる1食分

《作り方》

1、卵は細かい炒り卵にしておきます。
2、キュウリは薄くスライスしさらに細かく刻んでほんの少しのお塩でもんで絞っておきます。
3、ごはんにらっきょう酢を加え味を薄めに整えます。
4、炒り卵、鮭フレーク、キュウリ、ゴマを加えて混ぜ合わせます。
5、赤ちゃんの食べやすい大きさに握れば出来上がり。

《ポイント》

酢飯を作る際、お酢と砂糖で味を整えてもいいのですが、市販のらっきょう酢で作ると簡単に味が決まります。酢飯が好きなお子さんも多いので是非チャレンジしてみてください。

さいごに

最後に超簡単おにぎりを紹介します。材料は昨夜の残り物のおかずで赤ちゃんが食べられるもの。
例えばひじきの煮物、肉じゃが、グラタン、焼き魚等。細かくしてごはんに混ぜて、おにぎりにしてあげれば普段は食べないものでも食べてくれるようになります。「食材をごまかして食べさせてる」なんて難しいことは考えずにまずは食べてくれること、色んな食べ物の味をおにぎりを通して覚えてくれることが大切だと思います。「おにぎりにしてしか食べなくなりそう」と心配される方もいるかもいるかもしれませんが、20歳を過ぎてもおにぎりしかダメ、なんて人はいないので安心してください。

 

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