赤ちゃんへの読み聞かせのコツとおすすめ絵本

絵本

赤ちゃんに絵本はまだ早いと思っているママさん、パパさん。まだ絵が理解出来ず、字も読めない赤ちゃんでも、身近な人から絵本を読み聞かせてもらうことで、ママやパパの愛情を感じ、楽しい時間を共有することが出来ます。

デビューにいつからという時期はありません。試しに今日からでも始めてみて、まだ全く興味を示さなければ、もう少ししてから再チャレンジというのでも大丈夫です。
今回は0~1歳くらいまでの赤ちゃんに絵本を読み聞かせをするときのコツと、おすすめの絵本や選び方のポイントについてご紹介します。

読み聞かせの始め方とコツ

①まずは環境を整えましょう

絵本の読み聞かせは、パパやママの声やぬくもりの中で赤ちゃんが落ち着いた気分になり、集中にして自分の中にたくさんの言葉をためていく大切な時間です。赤ちゃんが読み聞かせの声に集中できるように、テレビなどは消しましょう。
絵本を読んであげるときは、膝の上に座らせるか抱っこをして、肌と肌がふれ合うような体勢がおすすめです。

②赤ちゃんのペースで進めましょう

赤ちゃんに絵本を読み聞かせをしている途中で、勝手にページをめくってしまったり、本を閉じたり、全く思うように読み聞かせ出来ない!と嘆く方も多いですが、気にしなくても大丈夫です。ページをめくったり本を閉じたりするのは、他のページや表紙に出てくる絵が気になっていたり、本の構造自体に興味があるなど、赤ちゃんなりに興味を持っている証拠です。無理にページを戻して続きを読む必要はないので、赤ちゃんの好きなページを開きながら、色々話しかけてあげましょう。

③赤ちゃんの反応を見ながら語りかけることも大事です

絵本は文字を読むだけでなく、絵を楽しむものでもあります。赤ちゃんが絵に興味を示していたら「小鳥さんが気になったのかな」「赤いお花が咲いているね」など、絵本の文章だけでなく、絵を指さして教えてあげましょう。

④乳幼児期は、ママやパパの自然な声での読み聞かせがベスト

絵本を読むときは、日常生活同様にいつもの自然なママやパパの声で読んであげてください。赤ちゃんにとって、読み方の上手・下手などは関係ありません。それよりも、ゆっくりと無理のない声で読んであげることが大事です。

また、乳幼児期の赤ちゃんへの読み聞かせに、大げさな演技力はいりません。「いつものママじゃない!」と赤ちゃんが怖がってしまうことがあるからです。2歳後半~3歳頃には、ストーリーを理解出来るようになるので、その頃には登場人物になりきって読んであげる方が物語の言動がイメージしやすく、物語の世界に入り込みやすくなります。

赤ちゃん向けのおすすめ絵本の選び方

ママやパパが「赤ちゃんと読みたいな」と思えるような絵本であることが基本ですが、赤ちゃんにとって良い絵本を選ぶときは、次のようなポイントがあります。

◎安全で丈夫な素材

個人差はありますが、絵本への興味から、口に入れたり、なめたりかじったりする赤ちゃんが多いです。口に入れても安全なインクで印刷されている本や、かじっても破れない丈夫な本を用意してあげましょう。本の角が丸くなっているものもおすすめです。

◎大判のものより、小さめのサイズの絵本がおすすめ

赤ちゃんの視野はまだ狭いので、無理なく全体の絵が眺められるサイズの絵本がおすすめです。同じ内容の本でも、大判のものと小さいサイズのボードブック版がある場合は、ボードブック版を買ってあげましょう。

赤ちゃんが喜ぶ!おすすめ絵本7選

知り合いの絵本コーナー担当の司書さんに、おすすめの絵本を取材してきました。おすすめのポイントも掲載しておきますので、他の絵本を選ぶときにも参考にしてみてください。

『しましまぐるぐる』かしわらあきお/絵 学研

まだ色の判別がうまく出来ない赤ちゃんでも見やすい「赤・黒・白」を中心にしたコントラストの強い配色で描かれている絵本です。赤ちゃんが興味を持ちやすい「顔」や「しましま」、「ぐるぐる」などがたくさん描かれているので、2ヶ月くらいから反応してくれます。(「いっしょにあそぼ」シリーズとして他にも色々あります)

『じゃあじゃあびりびり』まついのりこ/作  偕成社

赤ちゃんの好きな擬音語がいっぱい。絵も色鮮やかで、少しずつ色んな色を認識できるようなる3ヶ月頃からは、興味津々でみつめてくれます。「じどうしゃ ぶーぶーぶー」など、音から物を認識するようになる絵本です。

『いないいないばあ』松谷みよ子/文 瀬川康夫/絵  童心社

パパやママも一度は読んだことがあるかもしれません。昔から定番なだけあって、赤ちゃんの反応がとても良い絵本です。低月齢から楽しめ、6ヶ月頃を過ぎると、自分で「いないいないばあ」をする赤ちゃんも。

『おつきさま こんばんは』林明子/作 福音館書店

おつきさまの顔がメインで描かれているので、低月齢でも興味をもって楽しめます。やさしいストーリーと淡い色使いの幻想的な絵で、寝かしつけのときの1冊にもぴったりです。

『がたんごとんがたんごとん』安西水丸/作 福音館書店

ほ乳瓶やコップ、スプーンなど、赤ちゃんにとって身近なものや動物たちが、汽車に「のせてくださーい」と言ってやってきます。がたんごとんという擬音の繰り返しや、汽車にどんどんお客さんが増えていく様子に赤ちゃんも興味津々。簡単な展開の予測ができるようになる0歳代後半から特におすすめです。

『もこもこもこ』谷川俊太郎/作 元永 定正/絵  文研出版

不思議な言葉(擬音語)と独特の絵で構成された絵本。大人にとっては「?」な世界ですが、赤ちゃんや子どもにはとても魅力的なお話なんです。0歳代後半~小学校低学年くらいまで幅広く楽しめます。

『だるまさんが』 かがくいひろし/作 ブロンズ新社

絵も文章もシンプルですが、0歳代の赤ちゃんはもちろん、2~3歳くらいの子どももみんなこの絵本が大好き。抱っこしながら「だ・る・ま・さ・ん・が」と一緒に揺れながら読んであげると、さらに喜んでくれますよ。

さいごに

どの絵本にするか迷ったら、とりあえずママやパパが気に入った絵本を数冊選んでみてください。タイトルが面白そう!とか、絵が可愛い、台詞が楽しそう、ママやパパが子どもの頃に読んだ思い出があるなど、理由は何でも大丈夫です。

0歳代後半になると赤ちゃん自身の絵本の好みもはっきりしてきて、同じ本を繰り返し読むように要求する赤ちゃんもいますし、読んでいる途中で別の絵本をせがむ赤ちゃんもいます。それは赤ちゃんにとって大好きな絵本に出会えたという、とても幸せなことです。無理のない範囲で、リクエストに応えてあげてくださいね。

Sponsored Link
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
Sponsored Link