両親からの初めての贈り物である名前。ランキング別でみる、人気の赤ちゃんの名前

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新しい命が誕生した瞬間。
赤ちゃんが生まれたら、まず一番はじめにすることといえば「名づけ」ではないでしょうか。
生まれる前からある程度いくつかの候補をあげて、顔を見てから決めるという方もいらっしゃいますよね。名づけは両親からわが子への最初のプレゼントということもあり、意味や漢字、苗字とのバランスや姓名判断など、一生使う大切な名前だからこそ、とことんこだわりたいという方がほとんどだと思います。

今回はじわじわとブームが来ている古風で可愛らしい印象のある古風な名前、そして苗字と繋げた時の響きなど、悩んでいる方が参考にしやすい人気の名前ランキングをご紹介します。
また、気になる画数についての豆知識や、名づけの際に気を付けたい注意点なども紹介していきますので、そちらも含めてぜひ参考にしてみてください。

人気ランキング発表の前に。こだわりたいと考えているなら、画数の持つ意味を知っておきましょう。

よく名前を決める際に、苗字と合わせた場合の画数はどうなのか、はたまた名前単独では良い画数だけど、全体の画数では良い意味でなくなってしまう…などこだわり始めたらキリがないんですよね。でもせっかくの名前だから、一番画数の良い漢字を充てたいというのが両親の本音ではないでしょうか。

もとになるのが1~81の画数といわれており、もちろんそれぞれに意味があります。その意味の中には「吉凶」もあるため、画数にこだわった方が良いといわれているのはそのためなんですね。

画数には絶対こだわりたいという方におすすめの画数は「最大吉」と呼ばれている、以下の6、15、24、31、47、63です。もちろんこれらの数字以外でも「大吉や」「吉」もありますが、「最大」と付くだけあって、最も良い意味とされている数字です。

逆に「最大凶」といって、その名の通り意味の良くない数字も存在します。それらは9、10、19、20、28、34の画数で、お勧めはされていません。この画数で悩んでしまう最大の理由は、ずばり1~81までの数字がそれぞれ違う意味を持っているということ。中には、大吉なのに男運の悪い画数も存在するほどです。

最近ではキラキラネームが流行っていたこともあり、あまり画数にこだわる人がいないというのも事実なのですが、せっかくなら良い意味のある画数にしたいという方は、名づけに取り入れたい漢字の画数を調べてみることをお勧めします。しかし、ただ画数にだけこだわってしまって、名付けたかった名前から遠くなってしまっては納得がいかない可能性もありますよね。
画数にこだわるなら無理のない範囲で、両親の愛情がこもっている名前をプレゼントするのがベストといえるのではないでしょうか。

名付けの傾向は多様化の時代。「漢字」の組み合わせにこだわって個性を表現

皆さんもご存じの通り、毎年赤ちゃんの名前ランキングが発表されています。
近年の傾向としては、お子様への名づけの際に「名前の響き」にこだわって名づけをされている方が多いといわれています。同じ響きの名前でも、漢字の組み合わせで個性を出したり、お子様への想いを込めた「ひとつの表現」として同じ読み方でも多様な組み合わせが存在しています。今回は、人気の名前ランキングの中でも上位にランクインしている名前と、その漢字の組み合わせをいくつかご紹介します。

◆男の子編◆

1位 HARUTO
人気の漢字の組み合わせ・・・「陽翔」 「陽斗」 「晴翔」 「悠人」 「遥斗」

2位 HIROTO
人気の漢字の組み合わせ・・・「大翔」 「悠人」 「陽翔」 「春翔」 「晴斗」

3位 HARUKI
人気の漢字の組み合わせ・・・「陽希」 「陽輝」 「晴樹」

4位 YUTO
人気の漢字の組み合わせ・・・「悠人」 「悠斗」 「優斗」 「優人」

5位 SOUTA
人気の漢字の組み合わせ・・・「颯太」 「颯大」 「奏太」 「聡太」 「壮太」 「蒼太」

毎年人気の名前ランキングの常連でもある、大人気の名前をピックアップしてみました。
同じ読み方=響きでも、個性や季節感、やさしくて男の子らしい印象のある漢字が多く使われていますね。

◆女の子編◆

1位 AOI
人気の漢字の組み合わせ・・・「葵」 「碧」 「蒼」

2位 HINATA・HARUNA
人気の漢字の組み合わせ・・・「陽菜」 「陽咲」 「陽愛」 「陽奈」 「陽南」

3位 YUI
人気の漢字の組み合わせ・・・「結衣」 「優衣」 「結愛」

4位 YUA・YUUA・YUINA
人気の漢字の組み合わせ・・・「結愛」 「結菜」 「優愛」 「優奈」 「唯奈」

5位 KANON・HANANE・HANON
人気の漢字の組み合わせ・・・「花音」 「奏音」 「夏南」 「叶夢」 「華音」

「花」や「優」など人気のある漢字はどれも可愛らしくて、女の子らしいものが多く目立ちます。また「結」という漢字が、今じわじわと人気急上昇中なんだとか!人との結びつきや、絆などの意味合いが込められているため、選ばれる方が多いといわれています。

そして第一位のAOIという名前は、最近の人気ランキングでも見かけるようになってきました。キラキラネームが流行ったのは、もう昔の話なんじゃないかと感じるほど、古風な読みの多い名前と漢字が人気となっています。

2016年版 最新の人気名前ランキングも要チェック!

ネットの普及に伴い、前年度やそれ以前の年の名前ランキングがチェックできる今作は、名付けに悩んだり漢字の意味合いなどをスマホで手軽に調べることが出来ます。毎年のようにランクインする人気の名前はよく見かけますが、今現在のランキングはどうなっているのだろうと気になったことはありませんか?

今現在、名前に悩んでいるという方や、これから産まれてくる可愛い我が子に素敵な名前をプレゼントしたいと考えている方にぜひ参考にしていただきたい、2016年の検索の多い人気の名前ランキング“ベスト5”をご紹介します。

◆男の子編◆

1位 だいと・ひろと
2位 れん
3位 いつき
4位 みなと・そう
5位 はると・ひなと

◆女の子編◆

1位 ひまり
2位 はな
3位 いちか
4位 あかり
5位 さら

キラキラネームブームが落ち着きをみせる今、男女ともに古風な名前の人気が高まってきているように感じますね。読みやすい漢字で揃えたり、男の子なら力強く、女の子なら優しくて可愛らしいなど漢字の意味合いに沿って選ばれている場合が多いんだそうです。

古風さが魅力的。じわじわとブーム再来の「レトロ風」な名前は今すぐチェックして。

品があり、知的な印象のある古風な響きの名前は、今ひそかに人気が再来中なんだとか!
古風な響きだからこそ新鮮に感じる人が多く、レトロさが魅力的という方も多いようです。苗字とのバランスも取りやすく、あえて現代風ではない古風でさっぱりとした響きだと印象に残りやすいのではないでしょうか。
読みやすさや、古風さにこだわりたいという方におすすめの名前をいくつかご紹介します。

◆男の子編◆

・たくみ・・・「巧」 「匠」 「拓巳」 など
・やまと・・・「大和」 など
・こうたろう・・・「幸太郎」 「光太朗」 「康太郎」 など
・そうすけ・・・「聡介」 「壮亮」 「宗佑」 など
・じん・・・「仁」 「迅」 など
・れん・・・「蓮」
・あゆむ・・・「歩」 「渉」 など
・たいし・・・「泰司」 「大史」 「太志」 など
・はやと・・・「速人」 「勇人」 「隼人」 など
・まこと・・・「誠」 「真琴」 「享」 など

◆女の子編◆

・さゆり・・・「小百合」 「早百合」 「佐由利」 「彩有里」 「佐友莉」 など
・こゆき・・・「小雪」 「香雪」 「小幸」 など
・えみ・・・「恵美」 「映美」 「絵実」 「絵海」 「永美」 「咲」 「愛美」 など
・りこ・・・「璃子」 「理子」 「凛子」 「梨子」 「梨湖」 「莉子」 など
・あい・・・「愛」 「藍」 「亜依」 など
・ゆかり・・・「紫」 「優香里」 「諭佳梨」 「由香里」 「由香利」 など
・さくら・・・「桜」 「咲良」 「朔良」 「咲楽」 「咲来」 など
・ゆり・・・「優里」 「有莉」 「百合」 「友里」 「優梨」 「結梨」 「由良」 など
・わかな・・・「若菜」 「和可菜」 「若奈」 「和歌奈」 「和佳奈」 など
・ななこ・・・「奈々子」 「奈那子」 「夏奈子」 「菜南子」 「菜々子」 など

キラキラネームや、読み方が複雑な名前が落ち着いた後だと、「子」で終わる名前や女の子らしさを感じる花と同じ名前、季節感のある古風な名前が魅力的に感じませんか?どこか控えめな響きにも惹かれますよね。

二文字の場合は、漢字をあえて二つに分けることでとてもお洒落に感じますし、女性らしくて可愛らしい印象もあります。漢字の組み合わせ方も多様なので、響きや漢字の組み合わせなど、ぜひ参考にして欲しいです。

名付けの際に気を付けるべきポイント

人気の名前ランキングを中心にご紹介してきましたが、漢字はなんでも良いという訳ではありません。意味合いからNGの漢字が多々ありますし、名付けに使用しない方が良いといわれている漢字も存在します。筆者の個人的な意見ですが、名付けの際に気をつけたい一番のポイントは「漢字を含め、後悔しない名前をつけてあげること」だと思っています。

無理矢理な当て字や、外人風の名前に憧れて読みにくい漢字を当て字にすると、「なんて読むのか」など毎回聞かれる原因になりますし、面倒に感じてしまう可能性があります。特にキラキラネームブームが落ち着いてきた今、「誰でも読める」漢字で揃えて、古風な響きであったり、レトロ可愛い名前をチョイスしてあげた方が良いのではないかと思います。

漢字の画数にこだわるのか、どんな漢字を使いたいのか、季節を感じる漢字を取り入れるのかなど、「こだわりたい部分」や「重視したい部分」を明確にしておくことが重要ではないでしょうか。

いかがでしたでしょうか

考えれば考えるほど、なかなか決められないのが赤ちゃんへの名づけ。
たくさんある候補の名前から漢字を選んだり、画数を気にしたりと、名前を決めるまでの過程が楽しいのも事実。一生付き合っていくことになる名前なので、後悔だけはしたくないですよね。

今回は、赤ちゃんの人気の名前ランキングや、画数についての豆知識、リアルタイムで流行っているレトロ古風な名前や、名付けの際に気を付けたいポイントなどを紹介させていただきました。

なかなか決めかねているという方や、名前を決める際のアイディアが欲しいという方へのアドバイスが出来ればと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

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