今わたしが勉強している薬膳料理は難しい印象がありますが、いつもの和食を簡単アレンジで作れます!
健康になることが目的ですが、体の中が整えば美肌や美髪・老化防止にもつながります。
大切な食事を少しの工夫で、すてきな食事にしませんか?
【薬膳料理がおすすめの理由とは?】
薬膳料理は、中国伝統の「中医学」をもとに作られた料理で和食や洋食など様々な料理にアレンジできます。
和食は、野菜とご飯をバランスよく食べることができるのでダイエット向きですね。
料理を作るときも、和食を中心にすると食費が節約できるメリットもあっていいこと尽くしです。
薬膳料理も、健康になること・健康を維持することが最大の目的です。
病気も食事で治療する・予防することもできます。
薬は体に悪くないとはいえないので、健康的に治療できるのは嬉しいですね。
専門知識があったほうが良いと思いますが、いつもの和食を簡単アレンジでできる薬膳レシピもあるので、よかったら実戦してください。
*参考資料・・・ユーキャン薬膳コーディネーターレシピ
【簡単にできる薬膳レシピ】
和食料理の定番料理「肉じゃが」を薬膳料理にアレンジしましょう!
*材料*
牛肉の肩肉(薄切り)・・・150g
じゃがいも・・・3個
にんじん・・・1本
たまねぎ・・・1個
いんげんまめ・・・2本
サラダ油・砂糖・・・大さじ1
鰹だし・・・150ml
酒・みりん・しょうゆ・・・大さじ1
いんげんまめは、冷凍食品がおすすめです。
ふつうに買うと高いですが、冷凍食品なら安くてたくさん入っています。
*作り方*
・皮を剥いたじゃがいもと牛肉は一口大、にんじんは皮付きで乱切り、たまねぎはくし形に切ります。
・いんげん豆は2cmほどの大きさが理想です。
・鍋に油をひいて、先に牛肉とタマネギを炒めます
・牛肉の色が変わってきたら、残りの材料も一緒に炒めます
・鰹だしと酒を加えて強火で沸騰させます
・煮立ったら弱火にして5分間煮ます
・最後に残りの調味料を砂糖・醤油・みりんの順番で加えて、落としぶたをして煮汁がなくなるまで、中火で煮て完成です。
従来の肉じゃがより使う調味料の量が少ないので、カロリーが抑えられます。
鰹だしを使うので、砂糖が少なくても野菜の甘みがあっておいしいです。
材料を切ってから完成までが30分もかからずできて簡単で、調味料は全部大さじ1杯なので失敗せず作れます。
男子人気2位の肉じゃが料理で、簡単なのでわたしのいちばんおすすめです。
【簡単にできる薬膳レシピ】
つぎにおすすめするのが「さつまいもと栗の炊き込みご飯」です。
*材料*
お米・・・400g
さつまいも・・・80g
栗(甘露煮)・・・80g
いんげん豆・・・2本
生姜・・・3g
水・・・600ml
*作り方*
・お米はといで、水に浸しておきます
・生姜はみじん切り、さつまいもは皮付きで小さめの角切りにします
・栗の甘露煮は水洗いをして、乱切りにします
・いんげん豆は小口切りにします
・釜に生姜以外の材料を入れて炊きます
・炊きあがったら生姜を入れて完成です
ポイントもいくつかあります。
まずお米ですが、理想は粳米です!が、わたしはふつうのお米で作っています。
本来はいんげん豆も入れる前に煮る作業がありますが、冷凍のいんげん豆を使うので解凍してそのまま入れています。
栗はむき栗を代用したり、ない場合はさつまいもを多めに入れています。
生姜も使い道が少ないときは、チューブが役に立ちます。
わたしは生姜のチューブを利用しています。
本当はレシピから補う目的を大切に、材料も忠実にしたいところですが、無理せず手軽がりそうなので、アレンジしています。
ふだんの料理にちょこっと取り入れるだけでも、体が喜ぶと思います。
健康食も、できるところから始めていきましょう。
【簡単にできる薬膳レシピ】
最後に、お酒のおつまみにもできる「にらの春巻き」を紹介します。
*材料*
にら・・・1束
キャベツ・・・200g
春巻きの皮・・・4枚
塩・・・小さじ1杯
*作り方*
・にらをみじん切りにします
・キャベツを千切りにして、塩もみして30分置きます
・水分をとったら、にらと一緒に春巻きの皮で巻いていきます
・鍋に油を入れて、160度であげて完成です
油を使うのが苦手な人には、餃子の皮アレンジがおすすめです!
わたしは油で揚げるのが苦手なので、餃子風にして食べています。
春巻きもぱりぱりして、キャベツとにらの相性が抜群です!
材料も少なくて作り方も簡単なので、お弁当に入れたりお酒のおつまみにおすすめです。
素材の味を生かすのが薬膳料理のポイントなので塩の入れすぎに注意してください。
【実戦したい薬膳料理の良いところ!】
薬膳料理のすぐに実戦できることを紹介します。
できる範囲で取り入れて、健康食を目指しましょう。
薬膳は体に良い食事で、バランスを考えて献立を作ります。
*料理を作るときの献立の作り方*
・主食(ご飯、かゆ、麺類)
・主菜
・副菜
・スープ(湯)
・薬酒(薬膳酒)
・飲み物
ふだんの食事でも、意識して献立をたててみてください。
薬膳料理の主菜と副菜は火を通して作ります。
冷たいサラダを作るときも、茹でてからさまして調理します。
薬膳料理は、野菜に火を通しても性質やはたらきを失うことがありません。
さらに、蒸す調理方法をよく使います。
飲み物もふくめて温かい食事を作ってあげると、病気に
ならない健康な体づくりや、ダイエットすることができます。
【まとめ】
女性はとくに体を冷やさないようにしたいので、温かい飲み物や常温の飲み物をできるだけ選んでください。
温かい飲み物は体に吸収されにくく、水太り予防ができます。
ふだんの料理も、食材の味を生かせるように味付けを少なめにできると、健康でさらにおいしい食事が楽しめます。
おいしいと言葉にだして食べるのも健康になる秘訣です。
体の中からきれいを作りましょう。