近頃ではコスメショップやドラッグストアでも様々な種類のネイルキッドがあり、まるでお店でやってもらったかのようなネイルも自宅でできるようになりました。
ですが、実際に自分で凝ったネイルをするとなると、すごーく細い筆を何本も用意したり、デコレーション用のストーンやらラメやら、小道具を用意したりして準備から大変ですよね。そしていざ塗ってみるとうまくいかずに「もういいや!サロン行く!」という気持ちになり、セルフネイルアートなんて程遠い結果に終わってしまったりします。
今回紹介するのは「マスキングテープ」を使った手法ですが、テープ自体をネイルアートとするものではなく、本来の「マスク(養生)」の意味の方です。テープで爪を養生(保護)してネイルをアレンジしていきます。貼って塗っていくだけの簡単な作業です。
用意するもの
・ベースコート(orジェル)
・トップコート(orジェル)
・お気に入りのカラーマニキュア(orカラージェル)
・セロテープ(ピタッと貼れてきれいにはがせるものならなんでもok)
・ハサミ、もしくはカッター
・綿棒(はみ出たカラーを拭き取る)
・早く乾かす道具等(あれば)
以上です。
やりかた
1. セロテープをハサミで好きな大きさに切る
この切ったセロテープが養生の役割をしますから、セロテープをどう貼って色を残すか、仕上がりをイメージしてテープ細さや形を決めるといいでしょう。剥がしやすいように爪からハミ出る長さ(大きさ)に切ってください。
爪の数、アレンジに必要な数を用意したら作業しやすいように机の端とかに端っこをひっつけておいて準備をしておいてください。少し多めに用意しておくと安心です。
2. 爪のプレパレーション(下準備)
形を整えたり、甘皮の除去やファイリングをしておいてください。甘皮の処理は素人には少し難しいかもしれませんので爪の表面を整えるだけでもしておくとネイルの持ちが違います。そんなのいちいちめんどくさい、という方は爪の形を整えるくらいでもいいと思います。
3. ベースコート(ジェル)を塗る
仕上がりに響いてきますのでここは丁寧に塗ってください。コツは爪の先の端まで丁寧に塗ること。そしてきちんと完璧に乾かしてください。
4. カラーマニキュア(カラージェル)を塗る
ベースとなるカラーを好きなように好きな爪に塗ってください。1本1本色を変えてもいいですし、もちろん単色でも構いません。デザインによっては塗らない、という選択肢も。そしてここでも塗ったらきちんと完璧に乾かしてください。
5. 切ったセロテープを貼る
ここで、[1]で切ったセロテープを素敵に、かわいく、オシャレに貼っていってください。貼った部分は[4]で塗ったベースの色が残りますから(ベースカラーを塗ってない場合は自爪の色が残ります)、そこを上手くを考えて貼っていってください。
ここでのポイントはテープをきちんと貼ることです。少しでもに浮いてしまうと隙間にマニキュアが入り込んでしまうので液が入り込まないように丁寧にピタッと貼り付けてください。そして剥がしやすいようにテープの端は爪からハミ出るように貼ってください。
6. カラーマニキュア(カラージェル)を塗る
次のカラーを上塗りしていきます。ベースカラーとのコントラスト等を考えてご自由に、お好きに、あくまで丁寧に塗ってください。
ここでのポイントはテープとの境目を綺麗に見せるためしっかりはっきりカラーを塗っていってください。
7. テープを剥がします
ポイントはまだ完全には乾いていない状態の時に剥がすことです。完全に乾いてしまうとカラーがボロボロとひび割れ崩れ、上に塗った色がきちんと残りません。にじんでしまわないようにそっと慎重に剥がしましょう。テープを剥がし終えたら、今度はきちんと完全に乾かしてください。
8. トップコート(ジェル)を塗ります
[7]のカラーが乾いたら、保護するためにトップコート(ジェル)を塗ってください。そしてきちんと乾かしたら完成です!
ポイント
・セロテープはあらかじめ用意しておくとベター
(5に入る前に用意してもいいのですが、ベースやカラーを塗ってあるので細心の注意が必要になります)
・次の工程に移る前にきちんと乾かすこと
・セロテープはカラーが乾く前に剥がすこと
・焦りは禁物です
上記を守ればたいていうまくいくと思います。
慣れてきたら5~7の工程を繰り返してさらにアーティスティックで凝ったデザインにチャレンジしてみてください。ラメやストーンなんかでデコってみるのもいいかもしれません。
まとめ
マスキングネイルの参考例です。
こちらはかっこいいイナズマネイルの動画になります。とってもわかりやすい動画になっていますのでご覧になってイメージを膨らませてみてください。
いかかでしたでしょうか。
マスキングを利用して、まっすぐなラインや細かなラインなんかも簡単にできるので、お手持ちの道具でお気軽に是非一度チャレンジしてみてください。