生後2カ月の赤ちゃんの平均体重と身長は?授乳の変化と生後2カ月に必要なことまとめ

150809330849_TP_V

生後2カ月になると、赤ちゃんの体重や身長、授乳にはどのような変化が出てくるのでしょうか?

生まれてからたった2カ月ですが、赤ちゃんは徐々に昼夜の区別がつけられるようになり、赤ちゃんの成長に合わせた生活リズムが必要になってきます。

今回は生後2カ月の赤ちゃんの身長や体重の成長や授乳の変化、生後2カ月に必要なことを紹介します。

【生後2か月の赤ちゃんの体重と身長の変化は?】

・生後2カ月の平均体重と身長

厚生労働省の発育曲線が母子手帳に記載してありますが、生後2カ月の平均体重は4400~7200g、平均身長は54~64センチが目安となります。

男の子の場合は体重4.4~7.2キロ、身長は54~64センチ、女の子の場合は体重5.3~6.2キロ、身長は53~62センチと男女差もあり、もちろん赤ちゃんの成長によっても個人差が出てきますが、赤ちゃんの体重が1日30gずつ成長していれば大丈夫です!

・生後2カ月の赤ちゃんの様子は?

まさにザ・赤ちゃん!といった感じのぽっちゃり体型が生後2か月の赤ちゃんです。

骨もお肉で目立たなくなり、手足の中間部分には大きなシワが出来てきます。

少しずつ筋肉も作られていくので、首を横に動かしたり、手足をばたつかせたり持ち上げたりが出来るようになる子もいます。

見て分かる成長だと目で物を追ったり、色んな表情をつくれるようになります。

生後2カ月ごろから欲求に合わせて泣き方を変えられるようになるので、対応も楽になってくると思います。

生後2カ月で排便に重要な腸や大脳の排便中枢も成長し、お腹の中に便を溜めておけるようになるので、徐々に排便回数も少なくなってきます。

少しずつ「アー」「ウ―」などの声を出すようになり、唾液の量も多くなってきます。

【生後の2カ月の授乳変化は?】

生後2カ月の赤ちゃんは口の筋肉も発達し、前より上手に母乳を飲めるようになります。

短い時間でたくさんの量が飲めるので授乳間隔も開き始め、授乳回数も1日8~10回程度に減っていきます。

母乳を飲む量は赤ちゃんによって個人差がありますが、毎日増える体重が25g以上あれば問題ありません。

□生後2か月の授乳目安

・授乳回数…1日8~10回
・授乳時間…1回の授乳は左右10分ずつの計20分

前とちがって1回の授乳でたくさんの母乳を飲めるようになるので、長時間の睡眠がとれるようになり、4~5時間ごとに赤ちゃんを起こして授乳する心配がありません。

□母乳とミルクで授乳しているときは?

母乳とミルクで授乳していたけどミルクをやめて完全母乳にしたいときは、赤ちゃんの体重をチェックしながら1日のミルク回数を少しずつ減らしていきます。

赤ちゃんが授乳する量に個人差があるように、母乳の出る量にも個人差があります。

様子を見ながら目安として1日1~2回ほどにミルク回数を減らしていきましょう。

□ミルクだけで授乳する場合は?

完全ミルク授乳の場合は、欲しがるだけミルクを与えてしまうと赤ちゃんを太らす危険があります。

余分な脂肪は赤ちゃんの肝臓や腎臓に大きな負担を与えます。

とくに生後2カ月は食欲旺盛なので、ミルク缶に記載されている量を厳守して赤ちゃんの健康をサポートしてください。

【生後2か月の赤ちゃんに必要なこと】

□赤ちゃんの生活リズムを整えてあげましょう

生後2カ月で体の筋肉も発達し短い時間でたくさんの授乳が出来るようになると、今度は長時間の睡眠がとれるようになります。

生後2か月の平均睡眠時間は14~20時間、日中は授乳のために起きているので、夜にたくさんの睡眠がとれるようになります。

徐々に昼と夜の区別も分かるようになりますが、赤ちゃん自身が自然と生活リズムを身につけるわけではありません。

ママやパパが夜になったら眠ること、朝になったら起きることを教えて生活リズムを整えてあげるのです。

□昼夜逆転する赤ちゃんもいます!

寝る時間帯も個人差で変わります。

朝にたくさん寝る赤ちゃんもいれば、午前中まったく寝ないで午後に昼寝をする赤ちゃん、昼夜逆転する赤ちゃんもいます。

少しずつ生活リズムを覚えていくので、焦らず赤ちゃんの成長に合わせてサポートしてあげましょう。

□予防接種が始まります!

生後2カ月から予防接種が始まります。

しかも、打ちたいワクチンは6~7種類、接種回数も15回以上と多いのに、生後2カ月~6カ月の短い期間で行わないといけません。

赤ちゃんの体調によって接種出来ない日も出てくるので、早め早めにスケジュールを組んで予防接種の受け付けを入れていきましょう。

【まとめ】

以上、生後2カ月の赤ちゃんの平均体重と身長、授乳の変化、生後2カ月で必要なこと、予防接種についての紹介でした。

生後6カ月まではママの免疫が残っているおかげで病気にかかりにくいと言われていますが、人の多い場所や体に負担がかかる場所では赤ちゃんも風邪を引きます。

もし風邪を引いてしまったときは、鼻づまりが起きていないか一番注意して見てください。

少しずつママの時間も出来てくるので、赤ちゃんの成長を見守りながら育児も楽しんでいきましょう。

Sponsored Link
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
Sponsored Link